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かなりショックの大きい結末でした。
あえてコメントでも「印が回らなかった」と書いたインディチャンプに勝たれては完全なるお手上げ。しかも、昨年【教訓】にピッタリと当てはまった◎ダイアトニックも沈んでしまっては、これはもう「完全不的中」です。
これで『マイルCS』は2年連続の敗戦。相性が悪いとしかいいようがありません…。どう考えていれば上位3頭がピックアップできていたのでしょうか。
【検証ナンバー212】
サンプルレース名/2019年11月17日(日)京都11R・マイルCS(GI)芝1600m
【レース前状況】
今年も外国人名手が5名も参戦。しかし1番人気は前走『天皇賞秋』2着だったダノンプレミアム(川田)となった。本来マイル適性のほうが高いとも評判。2番人気は同じダノンの3歳馬ダノンキングリー(横山典)。こちらも前走『毎日王冠』1着からマイル戦線に舵を取った。鞍上は負傷の戸崎圭から乗り変わり。3番人気はインディチャンプ(池添)。前走は『毎日王冠』3着だが安田記念馬の巻き返しもありか。人気は以下、ダイアトニック(スミヨン)、アルアイン(ムーア)、ペルシアンナイト(マーフィー)と続いていた。
【レース結果】
1着インディチャンプ 牡4(3番人気)池添
2着ダノンプレミアム 牡4(1番人気)川田
3着ペルシアンナイト 牡5(6番人気)マーフィー
【払い戻し】
単勝 640円
枠連 860円
馬連 840円
馬単 2040円
3連複 3200円
3連単 1万6580円
あまりにも【教訓】ピッタリの馬に引っ張られすぎ?
1〜3着の馬名だけ見ればさほど難しくはなかったような結果にはなった。わりと人気上位の馬同士、配当にしてもどちらかといえば堅めサイドである。
ところが自分の印は「-○△」の決着。1着インディチャンプは無印。完全なる見当違いの予想になってしまった(反省)。
一昨年の的中ではキッチリ機能していたタイム指数。そこで導き出した【教訓】は、「平均値トップ+前走値での総合判断で軸馬を決めろ」という常套手段だった。しかし昨年はその【教訓】が覆された。その昨年結果から導いた【教訓】が、「外国人名手+前走値112以上+コース値110以上は注意!」というものだった。
今年、そこにピッタリと当てはまる馬が出た。それがダイアトニックである。『エリザベス女王杯』で◎ラッキーライラックを1着に持ってきてくれたスミヨン鞍上馬。前走値118。さらにコース値も118である。まさに軸向き。
「これだね」
私はかなり迷いなく◎を決めた(失敗)。終わってみれば、昨年の【教訓】に引っ張られすぎたようだった。もうひとつの【教訓】「マイルCSの【教訓】は昨年と同様で行ける」というものを軽視しすぎていたようだ。
結果、今回のハズレは不可避だった?
そう。今年「平均値トップ」馬は、ダイアトニックともう1頭インディチャンプも113で君臨していたのだ。コース値も110で十分。しかし前走値が106で基準に足りていないし鞍上も乗り変わり。というわけで大きく軽視してしまったのである。
ただ、今タイム指数表を見直しても、「インディチャンプに△が打てたとしても、やっぱりダイアトニックに◎本命打っちゃうなあ」というのが正直な感想。
このハズレは不可避だったような感じがする…。
結果、このハズレは仕方ないと割り切ることにした。
秋のGIはこれで3勝3敗。
来週からまた当てていこう。と、気持ちは前向きなのである。
さて来週は久しぶりにデットーリがやってくる『ジャパンカップ』
ひょっとしたら世界の名手7名揃い踏みもありそうでワクワクが止まらない。
タイム指数も相性いいレースなのでキッチリ獲りきりたい。
【今週の教訓】
●一昨年&昨年【教訓】方式どちらかで来年再びチャレンジせよ!
●やっぱり平均値トップ馬は印打たなきゃ!