ここ5年でも18年が重、17年が稍重、16年が重と渋化馬場になりやすく、瞬発力は並でも持続力やパワーに富む馬にチャンス到来のレース。過去5年の勝ち馬4頭のうち、サトノクラウン以外の3頭(ダンビュライト、クリンチャー、ラブリーデイ)はリボー系の血のクロスを持っていた。また良馬場で行われた19年と15年はともにキングカメハメハの血を引く馬のワンツー。取り上げた5頭ではクラージュゲリエがキンカメ産駒でリボー系グロースタークの6×5を持つ。(解説:望田潤)
アルメリアブルーム 母母プアプーはイエルバブエナBCH(米G3・芝11F)勝ち馬。叔父のオーシャンブルー(父ステイゴールド)とは父系も同じ。406キロでデビューした小柄なドリームジャーニー牝駒だが、5歳になって440キロまで成長しオープン入りを果たした。ステイゴールド系×ネオユニヴァース系の配合どおり機動力と粘着力と成長力に長けた中距離馬で、京都ならば外2200より内2000がベターだろう。馬場が渋るのは大歓迎。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
カレンブーケドール 母ソラリアはチリの2歳牝&3歳牝チャンピオンで、スタミナ血脈ハワイの5×5を持ち芝2400のエルダービーに勝っている。その父スキャットダディは