2015年以降の阪神芝1400の重賞(牝馬限定は除く)、阪神Cと阪急杯の勝ち馬9頭のうち、スマートオーディン(父ダノンシャンティ)、ダイアナヘイロー(母母父フジキセキ)、イスラボニータ(父フジキセキ)、シュウジ(父父フジキセキ)、ロサギガンティア(父フジキセキ)と、実に5頭がフジキセキの血を引いているのは注目に値する。ここで取り上げた5頭では、ライラックカラーが母母父フジキセキだ。(解説:望田潤)
ステルヴィオ ヒシゲッコウの3/4兄でクランエンブレムの甥でタカオルビーのイトコ。母ラルケットはクイーンC3着。4代母スイートコンコルドはシンボリルドルフの全妹にあたる。カナロア×ファルブラヴらしいマイラー体型で、ヌレイエフ≒フェアリーキング5×3譲りのナスペリオン的斬れで差す。距離は今は1800がベストだろう。ここは休み明けに加え、どちらかというと大箱向きの差しなのと、1400もやや忙しい感が。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
クリノガウディー クリノビスケットの甥でクリノクーニングのイトコ。母クリノビリオネアはJRA3勝(ダ1000〜1200m)。スクリーンヒーロー×ディアブロはグァンチャーレと同じ。スクリーンヒーロー×ロージズインメイ(ディアブロと同じデヴィルズバック系)もマイネルグリットなどよく走る配合だ。ヘイロー4×4の機動力が武器のマイラーだが、