18年はファインニードル、17年はセイウンコウセイとアドマイヤムーン産駒が連覇。19年と15年はアドマイヤムーン産駒が2着で、17年はスウェプトオーヴァーボード産駒が3着。フォーティナイナーの父系には要注目だ。急坂コースのスプリント戦なので後駆のパワーが重要で、ノーザンテーストを持つ馬(ビッグアーサー、レッツゴードンキ、ハクサンムーン、ナックビーナス)やダンジグを持つ馬(ミッキーアイル、ナックビーナス、ショウナンアンセム、アルビアーノ)の活躍が目立つのは順当といえる。(解説:望田潤)
アイラブテーラー タケショウベストの半妹で、母タケショウレジーナはJRA5勝、母母タケショウティアラはJRA4勝と短距離上級が出る牝系。父トーセンラーはマイルCSに勝ちザダルを出した。サンデーサイレンス3×3で、サーゲイロードの薄いクロスもあるので、後ろが非力ではないが京都が一番斬れそうな前輪駆動ではある。ここまで[5-2-0-0]で、底を見せない勢いはスプリントGIでは無視できないが、速い時計がないのがどうかだ。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
アウィルアウェイ 母母トキオリアリティーは直仔や孫に活躍馬が続出する名繁殖。本馬はインディチャンプの3/4妹で、リアルインパクトやネオリアリズムやアイルラヴァゲインの姪で、