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【アンタレスS】デピュティ持ちが5年連続圏内 フジキセキの血も毎年上位に

  • 2020年04月12日(日) 18時00分
 グレイトパール、ロンドンタウン、ミツバ、アスカノロマン、アジアエクスプレス、クインズサターンと、ここ5年はデピュティミニスターの血を引く馬が必ず馬券に絡んでいる。

 今回取り上げた5頭では、ベストタッチダウンが母母母父デピュティミニスター。アナザートゥルース、ロンドンタウン、ミツバとフジキセキの血を引く馬もよく好走しているが、取り上げた5頭にフジキセキの血を引く馬はいない。(解説:望田潤)

ウェスタールンド
 ミクロコスモスの半弟でコズミックフォースやアンティノウスの叔父。母ユーアンミーはフォワードギャルS(米G3・ダ7F)勝ち馬。その母アーキミリオネアはシボレット≒コクリシュのニアリークロス3×1を持つ。母方のカナダ血脈のパワーとボールドルーラー的機動力で走るので、東京マイルだと直線が長く末脚が続かないが、コーナー4つの1800でみやこSのようにコーナリングの良さを活かしたい。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

ベストタッチダウン
 ピークトラムやセネッティの半弟で、タッチミーノットの甥で、母タッチザピークは紅梅S勝ち。3代母ダイジンはタッチゴールドの全姉で自身もカナダのG1馬。タートルボウル×スペシャルウィークはタイセイビジョンと同じだが、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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