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【葵S】ボールドルーラーの小脚がモノを言うコース 16年から牝馬が4連勝中

  • 2020年05月24日(日) 18時00分
3歳馬のオープン特別として行われてきたが、18年から重賞に。アリンナはボールドルーラー5×6、ナックビーナスの母はボールドルーラー6×6、ジャストドゥイングの母はボールドルーラー4×6、アスターペガサスはボールドルーラー5・6×8・8、ラブカンプーの母はセクレタリアト=シリアンシー4×4。京都芝1200戦らしくボールドルーラー系の小脚が毎年活躍している。ただし取り上げた3頭にボールドルーラーのクロスを持つものはいない。16年から牝馬が4連勝中のレースでもある。(解説:望田潤)

サヴァイヴ
近親にロッキンジS(英G1・芝8F)やデューハーストS(英G1・芝7F)に勝ったベラードなどがいる牝系で、母ザナはガリレオ産駒でミスタープロスペクター4×3とノーザンダンサー3×5。キンシャサノキセキは父も母も自身もアウトブリードなので、こういう強いクロスをもつ繁殖との配合が成功する。ミスプロが強い体型の短距離型でしなやかだが、母父がガリレオだから高速戦よりはちょっと時計がかかってしぶといタイプだ。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○

ビアンフェ
エントシャイデンやブランボヌールの3/4弟でダコールの甥。

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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