過去5年の勝ち馬5頭に共通するのは、前走で芝外1800mを走っていること(4頭は準オープンのパールSからの臨戦)。そしてリラヴァティ以外の4頭はそのレースで負けていること。大箱ワンターン1800m→内回りコーナー4つ2000mでパフォーマンスを上げた馬が勝っているともいえる。
取り上げた5頭で前走大箱1800なのはセンテリュオだけ。血脈的にはマキシマムドパリ、マリアライト、パワースポットが持つキングマンボ、クインズミラーグロ、ヒルノマテーラ、アースライズが持つマンハッタンカフェの血に注目しておきたいところ。(解説:望田潤)
サラスセラピアの全姉で、母ララアはハリウッドスターレットS(米G1・AW8.5F)勝ち馬。母父タピットは北米リーディングサイアーでグランアレグリアの母父。母系にサドラーズウェルズが入るオルフェ産駒はラッキーライラック、エスポワール、オーソリティなどよく走っている。520キロの大きなラビットランというイメージで、タピット的ストライドは本来は大箱向き。昨年のような外差し決着になれば。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
センテリュオトーセンスターダムの全妹で、トーセンジョーダンやトーセンホマレボシの姪。ヒストリカルとは3/4同血の間柄になる。母アドマイヤキラメキはJRA4勝で、デビュー時から体重を30キロ以上増やしながら