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【マーメイドS】前走大箱1800組の変わり身が狙い キングマンボとマンカフェに注

  • 2020年06月07日(日) 18時00分
 過去5年の勝ち馬5頭に共通するのは、前走で芝外1800mを走っていること(4頭は準オープンのパールSからの臨戦)。そしてリラヴァティ以外の4頭はそのレースで負けていること。大箱ワンターン1800m→内回りコーナー4つ2000mでパフォーマンスを上げた馬が勝っているともいえる。

 取り上げた5頭で前走大箱1800なのはセンテリュオだけ。血脈的にはマキシマムドパリ、マリアライト、パワースポットが持つキングマンボ、クインズミラーグロ、ヒルノマテーラ、アースライズが持つマンハッタンカフェの血に注目しておきたいところ。(解説:望田潤)

サラス
セラピアの全姉で、母ララアはハリウッドスターレットS(米G1・AW8.5F)勝ち馬。母父タピットは北米リーディングサイアーでグランアレグリアの母父。母系にサドラーズウェルズが入るオルフェ産駒はラッキーライラック、エスポワール、オーソリティなどよく走っている。520キロの大きなラビットランというイメージで、タピット的ストライドは本来は大箱向き。昨年のような外差し決着になれば。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○

センテリュオ
トーセンスターダムの全妹で、トーセンジョーダンやトーセンホマレボシの姪。ヒストリカルとは3/4同血の間柄になる。母アドマイヤキラメキはJRA4勝で、デビュー時から体重を30キロ以上増やしながら

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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