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【中京記念】 今年は阪神芝マイルでの施行だが 急坂でダンジグのパワーが有効か

  • 2020年07月12日(日) 18時00分
良馬場で行われたここ4年の勝ち馬4頭のうち、グレーターロンドン(母母父ダンジグ)、ウインガニオン(母父ポリッシュネイビー)、スマートオリオン(父グラスワンダー)の3頭はダンジグの血を引いている。急坂を駆け上がるための後駆のパワーが要求されるコースだ。今年は中京でなく阪神で行われるが、急坂コースには違いないし、阪神芝マイルの唯一の古馬重賞である阪神牝馬Sは、サウンドキアラ(母父アグネスデジタル)、ミッキーチャーム(母父ダンジリ)と2年連続で母父ダンジグ系が勝っている。取り上げた5頭でダンジグの血を引くのはケイアイノーテックだけ。(解説:望田潤)


エントシャイデン
ブランボヌールの全弟で、ビアンフェやアフランシールの3/4兄。母ルシュクルはファルコンS3着。母母アジアンミーティアはアンブライドルズソングの全妹にあたり、ディープインパクトとアンブライドルズソングといえば

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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