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【阪神C予想】フジキセキの血が猛威を ダンジグのパワーも活きる阪神1400重賞

  • 2020年12月20日(日) 18時00分
2015年以降の阪神Cと阪急杯の勝ち馬11頭のうち、スマートオーディン(父ダノンシャンティ)、ダイアナヘイロー(母母父フジキセキ)、イスラボニータ(父フジキセキ)、シュウジ(父父フジキセキ)、ロサギガンティア(父フジキセキ)と、実に5頭がフジキセキの血を引いている。フィアーノロマーノやダイアナヘイローなどダンジグの血を引く馬の好走が目立つのは阪神内1400らしい。取り上げた5頭ではサウンドキアラがダンジグの血を引く。(解説:望田潤)

インディチャンプ
アウィルアウェイの3/4兄で、母母トキオリアリティーはリアルインパクトやネオリアリズムなどを産んだ名繁殖。ステイゴールド×キングカメハメハはステイフーリッシュと同じ。母方の影響も強いマイラー体型で、運動神経抜群で現役屈指の俊敏加速を誇る。この父とこの牝系なら今が全盛期と言ってよく、マイルCSも勝ち馬が強すぎたがレース内容は満点だった。定量戦なのはありがたいし、俊敏ピッチだから阪神内1400にも対応できるだろう。
距離○ スピード◎ 底力◎ コース◎

クラヴィスオレア
近親にジョーオリオンなどがいる牝系で、牝祖レディカピュレットは愛1000ギニー馬でエルプラドやエンタイトルドの母。父レッドスパーダはタイキシャトル産駒で京王杯SCなど重賞3勝。母はドローン≒レディカピュレットの3/4同血クロス4×3で、自身はヘイロー4×4とサーアイヴァー≒ターリンガ≒ドローン4・5×5・5・5だから、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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