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【池添謙一騎手】新たな“相棒” バイオスパークと挑む中山金杯「勝っていいスタートを切りたい!」

  • 2020年12月29日(火) 18時03分
今週のface

▲オルフェの子と挑む中山金杯への意気込みを語ってもらいます!(C)netkeiba.com


11月に福島記念を制覇し、史上6人目となるJRA全場重賞制覇を果たした池添謙一騎手。その時の相棒・バイオスパークとともに2021年は中山金杯からスタートを切ります。奇しくも、父は2011年に池添騎手が騎乗して三冠馬に輝いたオルフェーヴル。父との共通点や、金杯というレースの存在について聞きました。

(取材・構成:大恵陽子)

やんちゃな馬ばかりではない?オルフェ産駒


──史上6人目となるJRA全場重賞制覇おめでとうございます!その記録を狙って福島に行かれていたとか?

池添謙一騎手(以下、池添騎手) ありがとうございます。まずはGI騎乗が優先だったんですけど、エリザベス女王杯に騎乗馬がいないと決まって、それだったら福島記念もありますし、そこで全場制覇を狙っていこうという話になったんです。そして、バイオスパークで声かけていただきました。

──これまでに達成されたのは武豊騎手や横山典弘騎手など錚々たる顔ぶれ。2018年の新潟記念をブラストワンピースで勝ってリーチをかけてから約2年での達成でした。

池添騎手 あと2場になってからは結構長かったんですけど、ブラストワンピースで新潟記念を勝てたので、あと1場になりました。数少ない人しかまだ達成していない記録なので、「全場制覇できればいいな」って思っていたので、達成できてよかったです。

──その記念撮影では2着だった酒井学騎手がジョークで首を絞めるようなポーズを取っていましたね。

池添騎手 同期ですし、あんな感じになっちゃいました(笑)。

──改めてレースを振り返ってください。前2頭が後続を少し離す形で逃げ、バイオスパークは中団のインからレースを運びました。

池添騎手 折り合いもしっかりついていましたし、いいリズムで走ってくれているなと思いました。あとは(酒井)学の2着の馬が隣にいたので、仕掛けを上手くいければって考えていました。

──4コーナーから直線で前の馬と内ラチの間にわずかにできたスペースをスッと取った時はシビれました。

今週のface

▲わずかなスペースから最後の直線勝負を制す(ユーザー提供:ミギジャンブラックさん)


池添騎手 そこしか行くところがありませんでした。勝負所で、ちょっと外から内に押し込められてああいう形になったんですけど、上手くそこをクリアしてくれました。直線で外に出してからはいい脚を使ってくれて、ホント馬が頑張ってくれたと思います。

──バイオスパークにはかなり前になりますが、

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