先週末のWIN5は1月10日が146万4170円、1月11日が4億8178万3190円の配当で決着。各所で報道されていた通り、1月11日の配当は2019年の2月24日に飛び出した4億7180万9030円を上回る史上最高配当でした。
なお、1月11日の的中票数は1票。こちらは2020年の2月2日以来で、通算9回目となります。供託されたお金がすべて自分のものになるというのは、あらゆるギャンブルの参加者にとって最高の栄誉。WIN5を除くと、JRAの馬券はほぼすべての目に他人の票が入ってしまうため、この快感を味わうのはまず不可能です。私はこれこそがWIN5の醍醐味だと思っていますし、ギャンブラーとしての夢を成し遂げた1月11日の的中者さんが羨ましくて仕方ありません。
明日1月17日のWIN5は総出走頭数が76頭、総組み合わせ数が78万6432通り(土曜12時現在)。総組み合わせ数はそれなりに多いものの、5レース目の京成杯(中山11R)が12頭立ての少頭数なので、ここさえ絞り込むことができれば買い目を組み立てやすいんじゃないでしょうか。私は「安易に人気馬を信頼して良いレースではなさそう」と見ており、未だに買い目を決めあぐねていますが……。
【2021年01月17日発売分の1点予想】
中京10R 14.マリオマッハー
中山10R 1.リュウノユキナ
小倉11R 3.サトノギャロス
中京11R 10.アドマイヤビルゴ
中山11R 5.ヴァイスメテオール
【1レース目 雅S(中京10R)】
今年の1回中京ダ1800m、かつ4歳以上のレース(1月16日終了時点)は、前走で出走メンバー中上位の上がり3ハロンタイムをマークしていた馬が優勢。「前走のコースがダートのコース、かつ前走の上がり3ハロンタイム順位が5位以下だった馬」は[0-2-1-28]と苦戦していました。タイガーインディ・アヴァンセらはあまり強調できません。
面白そうなのはテンザワールド・メイショウダジン・エンダウメント・マリオマッハーあたり。コース適性が高いマリオマッハーは特に楽しみです。
【2レース目 ジャニュアリーS(中山10R)】
先行力の高さを活かしたいタイプや馬格のない馬は過信禁物。「前走の4コーナー通過順が3番手以内だった馬」は2013年以降[1-0-1-27]、「前走の馬体重が480kg未満だった馬」は2013年以降[1-1-0-32]ですから、ラプタス・コパノフィーリングらを信頼し過ぎないよう心掛けるべきでしょう。
狙ってみたいのはリュウノユキナ・サンライズカラマ・シュウジ・スナークライデンあたり。善戦が続いているリュウノユキナは最優先で押さえておくべきだと思います。
【3レース目 門司S(小倉11R)】
昨年の1回小倉ダ1700m、かつ2勝クラス以上のレースは、内寄りの枠に入った馬が好成績。「枠番が1〜2枠の馬」は[4-3-1-14]でした。
オメガレインボー・キメラヴェリテ・ソリストサンダーらも侮れませんが、この枠順ならばサトノギャロス・スズカフロンティア・ペオースあたりをより高く評価したいところ。実績上位のサトノギャロスは特に有力と見て良さそうです。
【4レース目 日経新春杯(中京11R)】
前走好走馬を重視したい一戦。「前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.6秒以上だった馬」は2016年以降[1-0-0-38]とあまり上位に食い込めていません。サトノソルタスらは扱いに注意すべきでしょう。
また「前走との間隔が中9週以上だった馬」は2016年以降[2-0-0-22]、「出走数が26戦以上の馬」は2016年以降[0-0-0-27]。サンレイポケットのように休養明けで臨んだ馬や、キャリアが豊富過ぎる馬も期待を裏切りがちでした。
これらの傾向から強調できるのはヴェロックス・アドマイヤビルゴ・クラージュゲリエ・ワセダインブルーあたり。2連勝中のアドマイヤビルゴは素直に信頼して良いと思います。
【5レース目 京成杯(中山11R)】
こちらも前走好走馬が中心。「前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.4秒以上だった馬」は2015年以降[0-0-0-35]です。
あとは枠順も重要なポイント。「馬番が8〜17番の馬」は2015年以降[3-2-0-39]なので、ディクテイターらは評価を下げるべきかもしれません。
今年はタイムトゥヘヴン・タイソウ・グラティアス・ヴァイスメテオール・テンバガーあたりの中から選びたいところ。手広く押さえておくに越したことはありませんが、ごく近年に限ると新馬を勝った直後の馬が堅実だったので、前走が好内容だったヴァイスメテオールは面白い存在と言えるんじゃないでしょうか。