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【金鯱賞予想】三冠牝馬の差し遅れを狙うアイデア

  • 2021年03月12日(金) 18時00分

対抗各馬は位置取りで見せ場を作れるか


 金鯱賞はデアリングタクトの復帰戦ということでファンが楽しみに待っている。ジャパンカップで3着している以上、古牡馬との対戦は特に問題にはならないだろう。ただあくまで今後を見据えた一戦だし、脚質的に差し遅れの可能性はある。この馬より前にいる馬を1着に付けての2着=裏目の高目を狙ってみる手もあるかと考える。

 グローリーヴェイズは2400m以上のほうがよいかもしれないが、2000mがダメということはないはずだし、今回のメンバーなら位置を取ることもできる。ジャパンカップではデアリングタクトからハナ+クビ差。当時4キロ差で4か月後の今回は2キロ差。十分にチャンスはある。

 ブラヴァスは安定したレースぶり。一昨年の8月以降は掲示板を外していない。ハンデGIIIからチャレンジカップという近況なのでGI級と戦ってどうなるかは分からないが、前述2頭がまだメイチではないぶん食い込む余地はある。

 ポタジェはパーフェクト連対でついに重賞に駒を進めてきた。時計レベルなどはもう少し詰める必要があるが、先行が選択肢としてあるのはプラス。今回は川田騎手がグローリーヴェイズに乗るため北村友一騎手のテン乗りになるが、川田騎手のとってきた位置取りを見習って見せ場を作ってほしいところだ。

 キセキは人気を落としそうだが、いきなり走ってくる可能性というのは常に残っている。天皇賞秋にしても0.8秒差の5着だし、今回上がり馬タイプが意外に走れなかったということになるとこの馬の残り目がありうる。

 サトノフラッグはAJC杯で11着だったが、馬場と位置取り、回ったところを考えるとノーカウントにしてもよい競馬だった。古馬重賞では常に若い馬を警戒する必要があり、そういう意味で2、3着候補には考えてもよい。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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