過去10年の青葉賞勝ち馬は、本番ダービーで[0-2-1-6]。馬券に絡んだ3頭(アドミラブル、フェノーメノ、ウインバリアシオン)のうちアドミラブルとフェノーメノは2馬身以上、コンマ4秒以上の完勝だった。それぐらいの能力差を見せつける新星の登場を期待したい。血統的にはリオンリオン、ゴーフォザサミット、アドミラブルと、過去5年でトニービンもちが3勝。オーソリティ、アドミラブル、ヴァンキッシュランと、サドラーズウェルズもちも3勝。取り上げた5頭ではキングストンボーイとワンダフルタウンがトニービンを、ノースブリッジがサドラーズウェルズをもつ。(解説:望田潤)
アオイショー3代母フラワーパークはスプリンターズSと高松宮杯に勝った最優秀短距離馬でヴァンセンヌの母。ロードカナロア×シンボリクリスエスはレッドガラン、ダノンスプレンダー、ソルドラードなどと同じで牡が中距離でよく走っている。脚長でしなやかなストライドで走る中距離馬で、山吹賞で上がり11.6-11.6を一気に差し切った末脚は東京向きだろう。ただ母系にオリオールの血が入るので、山吹賞のように直線では一番外に持ち出したほうが斬れるタイプかも。
距離○ スピード◎ 底力○ コース◎
キングストンボーイエポカドーロの半弟で、近親にデルマーダービー(米G2・芝9F)のダロスがいる。母ダイワパッションは