今年は小倉芝1800で行われる中京記念。最近の同コースでのオープン競走をみると、前後半(800m-200m-800m)で前半800mが後半800mより速い場合は、デインヒルの血を引くテリトーリアルとアロハリリーが勝ち、母父スペシャルウィークのディアンドル(12人気3着)とベステンダンク(11人気2着)の前残りが穴になっている。いっぽう後半のほうが速い場合は、ディープ産駒のサラキアとカデナの4角9番手からの差しが決まっており、2着3着にもディープ産駒がよく絡んでいる。後傾戦ならディープ産駒が中心という頭で。(解説:望田潤)
アンドラステヴァリアメンテの半姉で、母母ヴァレラはブレーメン牝馬大賞典(独G3・芝2200m)などの勝ち馬。母父ダイナフォーマーはブライアンズタイムと7/8同血のロベルト系。母ヴァリディオルはノーザンダンサーの血を全く引かないので、ノーザンテースト4×3のオルフェーヴルとの配合は合っている。母母父にモンズンが入るので、馬群を捌くようなケイバはあまり得手ではなさそうだ。血統は中距離だし、前走のように運べばここも崩れはない。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
カテドラルジェベルムーサの3/4弟で、