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【小倉大賞典予想】ロベルトもちが毎年絡むし穴にもある 数少ない牝馬の大駆けにも注意

  • 2022年02月13日(日) 18時00分
2月小倉に行われる伝統のハンデ戦。21年1人気2着ボッケリーニ、20年10人気2着ドゥオーモ、19年1人気2着タニノフランケル、14人気3着サイモンラムセス、17年4人気1着マルターズアポジー、5人気3着クラリティスカイと、ロベルトの血を引く馬がよく絡んでいるし穴にもなっている。取り上げた5頭ではジェネラーレウーノ(父スクリーンヒーロー)とランブリングアレー(母父シンボリクリスエス)がロベルトもち。牝馬の出走は多くないが、21年12人気3着ディアンドル、18年15人気2着クインズミラーグロと大穴をあけている。(解説:望田潤)

アリーヴォ
コンシリエーレの甥で、母エスメラルディーナは関東オークス勝ち馬。近親にマザーグースS(米G1・ダ8.5F)のオフザトラックスがいる。父ドゥラメンテは二冠馬でタイトルホルダーの父。母父ハーランズホリデーはドンH(米G1・ダ9F)などに勝ったストームキャット系でモズベッロの母父。全4勝を小倉芝であげているコース巧者で、母は北米血統だし、ヘイロー4×5らしい無駄のない脚捌きで走るので、ドゥラメンテ産駒にしては小回りはきくほうだ。ここは試金石の一戦。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎

ヴァイスメテオール
イクイノックスの半兄で、母シャトーブランシュはマーメイドS勝ち馬。牝祖メゾンブランシュはクイーンS3着で最優秀障害馬ブランディスの母で、さかのぼるとベリファや

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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