18年から4月に移行し馬齢戦となった阪神外マイルの3歳重賞。ダンジグをもつ馬(20年2着ギルデッドミラー、19年2着カテドラル)とノーザンテーストをもつ馬(20年1着タイセイビジョン、20年2着ギルデッドミラー、19年3着トオヤリトセイト)の好走が目立つ。
重馬場となった21年はキングカメハメハ系のワンツーだった。また20年の勝ち馬タイセイビジョンと18年の勝ち馬タワーオブロンドンは京王杯2歳Sを勝っていたという共通点があり、19年の勝ち馬イベリスは芝1200の未勝利と500万下を勝っていた。1400以下の実績にも留意。(解説:望田潤)
カワキタレブリーウィンドライジズやローレルブレットの姪で、牝祖シュアンスの子孫にはシャコーグレイド、テンジンショウグン、セクシーディナーなどが出る。父ドレフォンは昨年のファーストシーズンリーディングサイアーでジオグリフやデシエルトなどを輩出。母がディープ産駒の芝馬でこちらの影響も強く、小柄でしなやかな牝馬で、デイリー杯ではジワッとタメての追走で直線ひと脚使った。大箱マイルは合っているし、ここも斬れ味勝負なら上位を。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
キングエルメスパラスアテナやカイザーノヴァの下で、レトロクラシックやゴッドフロアーの甥で、