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【札幌記念予想】香港を制したグローリーヴェイズが全ての条件が整った今年の札幌記念で大躍進を果たす/倉本匠馬

  • 2022年08月19日(金) 18時00分

グローリーヴェイズに期待(c)netkeiba.com


展開予想
ハイペース

《一言コメント》
 パンサラッサにジャックドール、ソダシ、ユニコーンライオンなど逃げ馬がかなり揃ったメンバー構成となったが、このメンツならばパンサラッサが主張しそうである。このコース形態を踏まえても縦長ハイペースの可能性が高いだけに、道中から動いていくスピードと持久力が問われるレースとなりそうだ。基本的には人気があって実力のある馬が優位に立ちそうなレースなので、その辺りを踏まえた上で軸選定をキッチリとして馬券をゲットしたいところだ。

各馬の並び
逃げ
パンサラッサ

先行
ウインマリリン
ジャックドール
ソダシ
ユニコーンライオン

差し
アラタ
アンティシペイト
グローリーヴェイズ
ケイデンスコール
サトノクロニクル
ハヤヤッコ
フィオリキアリ
マカヒキ
ユーバーレーベン
レッドガラン

追い込み
アイスバブル

Vポジション候補
かなりのハイペースの上に縦長の展開となりそうなので、【好位勢と外から動いていく差し馬】としておきます。

主に有力馬で該当するのは、
1.ユーバーレーベン
2.ソダシ
3.グローリーヴェイズ
となりそうだ。

有力馬解説(A〜Eの5段階評価)
1.ソダシ
展開◎ 馬場◯ コース◯
前走はこの馬の良さが生きる馬場状態で、恵まれた部分があったものの後続勢を寄せ付けなかった点は素直に評価できる。また、北海道シリーズは得意の舞台で、昨年制した舞台ならば今年もかなり楽しめそうだ。ここは上位評価すべき1頭で、縦長の展開ならば今年も絶好と言えるだろう。

総合評価
B

2.ジャックドール
展開◯ 馬場◯ コース◯
前走は結果的に若干ハイペースが響く敗戦で、GI路線ではやや頭打ち感のあるレースであった。また、今年の札幌記念はCコース開幕週ながらもペースが流れそうで、そういう意味では勝ち切るまでのポテンシャルは微妙である。メンバーが揃ったここは馬券から外れても全然不思議ではないので、基本的には評価を落としたい1頭だ。

総合評価
C

3.パンサラッサ
展開◯ 馬場◯ コース◯
ドバイや中山記念など、自分の型にハマれば強い一方で、前走のように惨敗も兼ね備えてるタイプである。今回は強力な先行馬が揃っているだけにやや苦戦が強いられそうで、余程内が良い馬場にならない限りは苦しいだろう。もちろん狙うべきポイントでは積極的に買いたいが、今回については見送りが妥当と見ている。

総合評価
D

4.ユーバーレーベン
展開◯ 馬場◯ コース◯
ドバイでは馬場適性も含めてやや苦戦が強いられたが、時計を要する北海道シリーズに替われば躍進が期待できる。また、ソダシを追い詰めた経験もあるコースで、前が流れれば外から差してくるイメージも十分に湧く。ここは上位評価が必要な1頭で、Mデムーロ騎手の乗り方次第では逆転の余地もありそうだ。

総合評価
C

オススメの穴馬
1.グローリーヴェイズ
展開◯ 馬場◯ コース◯
世界を制した脚ならば、日本勢相手ならば十分に勝ち負けできる逸材で、北海道シリーズとの相性も良さそうである。また、ハイペース濃厚のメンツと外差しも決まりそうな馬場ならば、2000mでも決して侮れない1頭だ。ここは相手に必ず買いたい馬で、枠などを考慮した上で最終的なジャッジを決めたいところである。

総合評価
C

 以上のようにそれぞれ計5頭をピックアップした上で、5段階評価で上位の馬をジャッジした。逃げ馬がかなり揃ったメンバー構成で、札幌2000mのコース形態を踏まえても縦長が予想されるだけに展開面が結果に与える影響は限りなく大きそうである。そうなってくるとポジションによって買うべき馬とそうでない馬が浮かび上がってくるので、比較的取りやすいレースとなるだろう。

 上位の馬の中でも明暗を分ける可能性があるだけにそこだけはキッチリと取捨選択して、馬券を上手く組み立てたいところ。とにかく軸選定に集中をして、そこから流せば自然と的中できるはず。2021年のGIは回収率150%と絶好調の結果を残すことが出来てるので、今週こそ勝負したいレースなので高配当をゲットしたい。ぜひ、読者の方は日曜日の最終的な◎のジャッジに期待して頂き、今週行われる重賞をチェックして欲しいところです。



■プロフィール
倉本匠馬(くらもとたくま)
 インターネットメディア(ブログ・Twitter)などで競馬予想家アドマイヤ君として自らの予想術を駆使して、多数の読者・フォロワーを集める。無料・有料メールマガジンでの予想配信も行う。

【経歴】
2013年 マイナビ主催の競馬予想登竜門で優勝し、競馬予想GP公認プロとしてデビュー
2014年 倉本匠馬に改名。重賞レースで年間約140%の回収率をたたき出す
2015年 ほぼ4年に渡り競馬予想GPにて中央競馬予想家2位を継続。(2017年現在も)また、重賞レースで年間116.6%、G1レースでは232%の回収率を計上。
2016年 e-SHINBUNにおいて『fourmarks~新星競馬予想家の多角分析~倉本匠馬produce』の新聞販売開始。

【予想を主としてるファクター】
展開予想
→Vポジションという理論を使い、そのレースの中で最も恵まれるポジションを割り出し、勝ち馬を見つけ出す。

Vポジションとは
『その競馬場のコース形態や距離、当日の馬場状態、メンバーなどを考慮した上で、勝つ可能性が高い位置取りのこと』です。各レースの逃げ馬から最後方までの馬の並びやペースなどを予測し、そこから一番有利に働く馬のポジションを導き出し、勝ち馬を見つけ出す理論。

高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。ときに冷静に、ときに大胆に直球勝負で攻める予想家たちの熱き見解は必見。 関連サイト:ウマい馬券

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