京都芝外2400で行われてきた伝統のG2戦だが、昨年につづいて今年も阪神芝外2400での施行に。過去5年の阪神芝外2400戦の種牡馬データをとってみると、まず目につくのがエピファネイア産駒の[6-2-3-11]で、勝率も複勝率もディープインパクトを凌ぎ、単複ベタ買いでも余裕でプラスになる。昨年の京都大賞典もアリストテレスが1人気だったが2着を死守。またルーラーシップ産駒も45頭が出走し10頭が勝ち鞍をあげている。昨年はキセキが3着だった。(解説:望田潤)
アリストテレスヴィクトリーやリンカーンの甥で、アドミラブルやエスポワールのイトコ。エピファネイア×ディープインパクトはオーソクレースやディヴァインラヴと同じで、サンデーサイレンスとサドラーズウェルズのクロスもオーソクと同じ。晩成の中長距離血統で、菊花賞2着も含めリンカーンに近いイメージに完成したかと思われたが、古馬になっての伸びしろが案外で、気性面がネックになっている感もある。昨年の京都大賞典は底力を感じさせる2着だったが…。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎
ウインマイティー母アオバコリンはTCK女王盃3着、マリーンC3着など交流重賞で活躍。近親に愛1000ギニー2着ジュリーラルースなどがいる。父ゴールドシップはステイゴールドの代表産駒で