スマートフォン版へ

【ユーザー質問】「うれしいけど…心配もある」斤量の引き上げは良いことばかりじゃない?

  • 2022年12月13日(火) 18時02分
“ミルコレビュー”

▲天皇賞の前日も過酷な減量をしたそうで…(撮影:桂伸也)


今回は来年から変更となる斤量について。以前も当コラムにて冬場の減量の過酷さを語っていたミルコ騎手。来年からはベースが1キロ引き上げられることになるため「それはもう、うれしいです(笑)」と笑顔が溢れますが、「ちょっと心配もある」と気になる発言も…。さらにハンデ戦における“1キロの違い”についても話してくれました。

(取材・構成=森カオル)

Q「来年から斤量(最低負担重量)が引き上げられることになったそうですね! 夏場の52キロに苦しんでおられる様子をコラムを通して知っていたので、これはミルコ騎手にとって朗報なのかなと思いました。実際、1キロ増えるのは大きいですか?」(タラちゃんさん)


ミルコ ああ、斤量ね。それはもう、うれしいです(笑)。

──やはり1キロは大きいですか?

ミルコ デカいね、1キロは。だけど……ちょっと心配もある。52キロに乗るときは、一生懸命体を絞っているけど、53キロになるとどうだろうね。1キロ増えるぶん、体が大きくなっちゃうのは怖いですね。

──ああ、それに甘えてしまうと。

ミルコ そうです。年を取ってから、ちょっと体重が落ちにくくなっているのもあって、余計に怖い。そういえば、天皇賞の日に52キロに乗ったでしょ?

──本栖湖特別のシーグラスですね(東京8R・2勝クラス・9番人気3着)。

ミルコ はい。夏であれば、土曜日にたくさん乗れば、日曜日の52キロは割と楽に乗れるけど、10月の末は涼しいから、全然汗をかかない。しかも、天皇賞の前の日は4頭しか乗っていなかったから

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

質問募集
Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
このコラムでは、コラムニストに解説してほしいテーマを募集しています。
競馬で気になっている話題を、下記フォームからお寄せください。
質問フォームへ

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング