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【ホープフルS予想】ロベルトが強い冬の中山2000重賞 GI級の素質が適性を凌ぐケースも

  • 2022年12月20日(火) 18時00分
21年はジャスティンパレス(母母父レッドランサム)2着、ラーグルフ(ロベルト5×5)3着。20年はダノンザキッド(母父ダンジリ)1着、オーソクレース(父エピファネイア)2着。18年はタイムフライヤー(母父ブライアンズタイム)1着、ジャンダルム(父の母父リアファン)2着。冬場の中山内2000らしくロベルトの血が強いレースといえるが、そこは2歳チャンピオン決定戦。大箱ベターのダノンザキッドやコントレイルやサートゥルナーリアが快勝しているように、器や素質が適性を凌ぐケースもままある。ちなみにロベルトの血を引くのは、ガストリック、グリューネグリーン、スカパラダイス、セブンマジシャン、セレンディピティ、ファントムシーフ、ミッキーカプチーノ、モンドプリューム。(解説:望田潤)


ヴェルテンベルク
シャドウアプローチやセトノフラッパーの半弟で、アスクデピュティの甥で、ミュゼスルタンのイトコ。母マルカアイチャンはJRA2勝(芝1200-1600)。母母マルカコマチは京都牝馬特別勝ち馬。父キタサンブラックは2年連続年度代表馬で、種牡馬としてもイクイノックス、ガイアフォース、ラヴェルなどを出している。見た目はわりと父似で、京都2歳Sは4角の不利から3着まで追い込んだ。中山内回りの多頭数だと、少し器用さに欠ける面はあるかも。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○

ガストリック
レムゼンS(米G2・ダ9F)勝ちドゥビューネルやニアークティックS(加G2・芝6F)勝ちカザデロの甥で、母エーシンエポナはJRA3勝(ダ芝1800)。母母ワイルドギャムズはシカダS(米G3・ダ6F)勝ち馬。父ジャスタウェイは

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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