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【新潟大賞典予想】ヌレイエフもちが5連勝中 ヌレサドのクロスがあれば鬼に金棒

  • 2023年04月30日(日) 18時00分
 過去5年の勝ち馬はいずれもヌレイエフの血を引いており、しかも20年トーセンスーリヤはサドラーズウェルズ≒ヌレイエフの3/4同血クロス4×4、19年メールドグラースはヌレイエフ5×3、18年スズカデヴィアスはヌレイエフ≒フェアリーキングの3/4同血クロス4×4と、うち3頭はヌレイエフ絡みのクロスをもっている。20年2着アトミックフォースは父ワークフォースがヌレイエフ≒サドラーズウェルズ4×2だ。

 ちなみに取り上げた5頭でヌレイエフの血を引くのはカラテだけで、父トゥザグローリーがヌレイエフ4×3。(解説:望田潤)

カラテ
 グランドサッシュの甥。牝祖ゴールデンサッシュはサッカーボーイの全妹で、ステイゴールドやレクレドールの母でショウナンパンドラの母母。父トゥザグローリーは日経賞や日経新春杯の勝ち馬で、本馬とゲンパチルシファーが代表産駒。マイル重賞の上位常連だったが、最近はズブくなって中距離に活躍の場をシフトしてきた。外回り2000で上がりがかかっての追い比べは望むところ。新潟記念を57.5キロで勝っているからハンデは背負うだろうが…。

距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

カレンルシェルブル
 アカンサスの甥で、母カレンケカリーナはJRA5勝(芝1600〜2000)。近親にアーリントンメイトロンH(米G3・ダ9F)勝ちユーフォニーなど。父ハービンジャーはキングジョージを圧勝しブラストワンピース、ディアドラ、ノームコア、ペルシアンナイトなどを輩出。ハービンジャー×ハーツクライだから重厚な中距離馬で、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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