【ヴィクトリアM予想】差し有利傾向が顕著な最近の東京芝GIレースの中で例外的に前残り決着もあり得る一戦
一般論とは真逆の「スローペースだと差し有利」⇔「平均ペースだと先行有利」傾向という一戦
先週のNHKマイルCの展望コラムでは『2020年秋を境に東京芝コースでは内有利の馬場バイアスがほぼ消滅して、なおかつ一にも二にも末脚がモノを言う馬場、端的に言えば差し有利傾向へと化しているのが最新トレンド』・『人気薄激走馬は軒並み道中二桁通過順位の追い込み馬から輩出されている今の東京芝GIレース』と紹介しました。
実際にも道中二桁通過順位の追い込み馬がワンツースリーの馬券内を独占して、しかも勝ち馬シャンパンカラーと2着馬ウンブライルはそれぞれ9人気と8人気という人気薄馬だっただけに、展望で記した内容そのままの決着となりました。
今週のヴィクトリアマイルもそのNHKマイルCと同一のコース条件であり、わずか1週違いでの施行となりますので、それと同様の決着パターンを見込みたくなる所だと思いますが、実はこのレースに限っては別のレース傾向が存在しています。
このヴィクトリアマイルというレースについて、