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【新潟記念予想】ミルリーフの野太い末脚で差す 平坦大箱でプリンスリーギフトが穴に

  • 2023年08月27日(日) 18時00分
過去5年の勝ち馬5頭(カラテ、マイネルファンロン、ブラヴァス、ユーキャンスマイル、ブラストワンピース)は、いずれもミルリーフの血を引いている。また22年はカラテ(10人気1着)とユーキャンスマイル(9人気2着)、プリンスリーギフトの血を引く2頭のワンツーだったが、21年12人気1着マイネルファンロン、18年13人気3着ショウナンバッハもプリンスリーギフトの血を引いている。取り上げた4頭ではノッキングポイントがミルリーフを、マイネルウィルトスがプリンスリーギフトを引く。(解説:望田潤)


サリエラ
 サラキアやエスコーラの全妹でサリオスの3/4妹。母サロミナは独オークス馬。セリエンホルデやシュネルマイスターも近親の有力ドイツ牝系だ。母父ロミタスは独年度代表馬で独リーディングサイアー。ディープ×サロミナは晩成ステイヤー傾向で、本馬も420キロ台の無駄肉のないステイヤーっぽい体質。サラキアのように距離延びていいタイプだろう。馬群の中だと反応がイマイチのところがあるので、多頭数をどう捌くかがここはポイントに。馬場が渋るのはOK。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

ノッキングポイント
 サブライムアンセムのイトコ。母チェッキーノはコディーノの全妹でフローラSに勝ちオークス2着。母母ハッピーパスは京都牝馬S勝ち。父モーリスはジャックドールやジェラルディーナなどの父。モーリス×キンカメ×サンデーはアルビージャやレガトゥスと同じ。概ね父と母を足して割ったイメージで、わりと四輪駆動だしマイラーではなく中距離馬だろうと書いてきた。ダービー5着をみても、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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