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【朝日杯FS予想】デインヒルとトニービンが活躍 京王杯2歳S以外の前走1400組が穴

  • 2023年12月10日(日) 18時00分
 過去5年を振り返ると、グレナディアガーズ(20年1着)、サリオス(19年1着)、ダノンタッチダウン(22年2着)、レイベリング(22年3着)と、デインヒルをもつ馬の活躍が目立つ。ハーツクライ産駒(ドウデュース、サリオス)とルーラーシップ産駒(ドルチェモア、グランレイ)もよく絡んでいることからトニービンの血にも注。同じマイル重賞のサウジアラビアRC組が過去5年[2-1-1-2]、デイリー杯2歳S組が[1-2-1-9]で有力なローテといえるが、グレナディアガーズ(7人気1着)やグランレイ(14人気3着)など、穴になるのは前走芝1400組。ただし芝1400でも京王杯2歳S組は過去5年[0-1-0-11]と不振。

 登録馬唯一のサウジアラビアRC組(3着)で母父アドマイヤベガの母父トニービンのシュトラウス、前走デイリー杯2歳S3着でハーツクライ=アイリッシュダンスの全きょうだいクロス2×3をもつナムラフッカー、前走1400で母父父デインヒルのダノンマッキンリー、データから推せるのはこのあたりになるが。(解説:望田潤)


アスクワンタイム
 ファンタジストやボンボヤージの全弟で、コロラトゥーレの半弟で、ブリリアントアスクの甥。牝祖ディアーミミの孫にBCジュベナイルのミッドシップマンがいる。ロードカナロア×ディープインパクトはレッドモンレーヴやジュビリーヘッドなどと同じ。本馬は母母父デインヒルの影響が強い後駆でファンタジストに近いタイプに見える。小倉2歳Sを差し切って2連勝も、前走京王杯2歳Sは直線案外弾けず。マイルに延びてプラスがあるかとなると微妙で…。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎

エコロヴァルツ
 ウォータースペースの全弟で、ヴェントヴォーチェのイトコで、母プティプランセスはJRA3勝(芝1800〜2000)。牝祖マサケはハニームーンH(米G3・芝9F)勝ち。父ブラックタイドはディープインパクトの全兄でキタサンブラックの父。ブラックタイド×キングカメハメハはタガノエスプレッソやライジングリーズンと同じ。ブラックタイド産駒らしい先行脚質の中距離馬で、コスモス賞は3角先頭で大楽勝。マイル戦で身上のしぶとさを活かせる形に持ち込めるかどうかだ。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

エンヤラヴフェイス
 カジュフェイスの全弟で、サミットストーンやブルロックの半弟で、トラキチシャチョウのイトコ。牝祖マフィティスの孫にタイキシャトルやピースオブワールドがいる。父エイシンヒカリはイスパーン賞などに勝ったディープインパクト産駒でエイシンスポッターやエイシンヒテンなどの父。母はタイキシャトルと3/4同血で、たしかにエイシンヒカリとタイキシャトルとニジンスキーのイメージだ。マイラーというよりは1800型で、差しにも回れるが凄い斬れ味はない。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

オーサムストローク
 ベリーヴィーナスのイトコで、母母ファウヴェリアはクリテリヨムドサンクルー(仏G1・芝2000m)2着。牝祖サクソンメイドはプリンセスロイヤルS(英G3・芝12F)2着。母グランドクララはダンジグ4×3で、自身はサドラーズウェルズ4×4・5。見た目は母父フランケルが強いがエピファネイア産駒らしい中距離体質。芝マイル戦を連勝中だがともにスローの後傾ラップで、本質的にはもう少し長いところの馬だろう。底力はありそうだがマイルの前傾ラップを追走してどうか。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

クリーンエア
 母母フォレストヘアレスはソロリティS(米G3・ダ6F)勝ち馬。

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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