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【朝日杯FS予想】牡馬は中距離路線が主流だけに、早々にマイルに焦点絞った馬が集まる朝日杯FSは堅くなりやすい

  • 2023年12月14日(木) 12時00分

自力が必要となる阪神コースでは人気馬の成績が優秀


 牝馬は2歳時の目標は阪神JFのみとなっていて、3歳春も桜花賞がまずは目標ということでマイル路線が主流になっているが、牡馬は2歳時でも2000mかつ暮れの中山でタフな馬場で行われるホープフルSが設けられていたり、春には皐月賞(2000m)、日本ダービー(2400m)、そして秋には菊花賞(3000m)が設定されており、2歳早期から1600mを使うというのは、その後中距離路線を使った際の折り合い面から敬遠されやすい。

 また菊花賞へ向かわない馬が増えてきたが、それでも目標は天皇賞(秋)になるので、やはり目標は2000m〜2400mで強い馬作りということになる。

 牝馬は桜花賞の後の目標は、オークスに出走しなくてもNHKマイルCという選択肢もあるだけに、あえて中距離向きの馬にする必要なくマイル一本で勝負していける。なかなかそうはいかない牡馬は、2歳の段階から短い距離へ絞るというローテーションは組まれにくい。

 そういった背景から、

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1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。

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