ラジオNIKKEI賞は今年からハンデ戦になった。3歳限定戦でハンデとは珍しいな…と、過去の例を思い出してみたところ、01年まではやまゆりSとさくらんぼS、900万下(当時)の特別戦がハンデ戦であったことを思い出した。
そこで今回は両特別において、どんな斤量を課せられていたを振り返ってみたい。セックスアローワンスは調整し、トップハンデだった馬は+(2位馬との斤量差)、2位以下だった馬は−(トップハンデとの斤量差)で示す。「や」はやまゆりS、「さ」はさくらんぼS、その直後の数字はトップハンデタイの馬が何頭いたかだ。
1着馬 2着馬 3着馬
01年や(1) -3 -2 +2
01年さ(2) -1 +1 -1
00年や(5) +1 +1 -1
00年さ(1) -1 +1 -1
99年や(2) -3 +1 -2
99年さ(1) -3 +1 -4
98年や(3) +1 +1 -1
98年さ(4) -1 +1 +1
97年や(1) -1 -3 -1
97年さ(1) +2 -2 -2
全体の印象として、トップハンデの馬は意外に1着を取れていない。1着になっているのは、同斤のトップハンデが3頭以上いた1Rと、後にGIホースとなるマチカネフクキタル(97年さくらんぼS1着)だ。
反対に1頭か2頭のトップハンデ馬は、なんだかんだで2、3着には来る。例外は97年のやまゆりSでトムボーイキャットが11着に沈んでいるのだが、これは牝馬で数値上のトップではなかった。
今回はハンデ決定前に書いているので具体的な馬にまで触れられないが、トップハンデ馬は「そこそこ重視」くらいがいいスタンスだろう。