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地方競馬を変えたサウスヴィグラス

  • 2019年01月22日(火) 18時00分

父の血をつなぐ後継種牡馬の誕生に期待したい


 NARグランプリ2018の表彰馬・表彰者が発表された。年度代表馬のキタサンミカヅキや2歳最優秀牝馬のアークヴィグラスが満票だった一方で、選定が難しいカテゴリーが例年より多いと感じた中でも、意外だったのは3歳最優秀牡馬のクリスタルシルバー。

 個人的には、全国交流のダービーグランプリのタイトルもあり、年間を通してほとんど完璧な成績だったチャイヤプーンではないかと思っていたのだが。選定過程を見ると、やはりこのカテゴリーが一番難しかったようで、最初の投票では4頭に票が割れ、1頭を除外した3頭による2度目の投票でも過半数を得る馬がなく、3度目に2頭の決選投票となって、クリスタルシルバー7票、チャイヤプーン5票ということで、ぼくと同じように考えた選定委員の方も少なくなかった。

 今回の選定で、なるほどと思ったのは、特別表彰馬のサウスヴィグラス。2018年1月26日に疝痛を発症し、手術を施したもの回復せず3月4日に死亡。昨年22歳で種牡馬としても高齢ではあるが、2017年の21歳時にも173頭と交配し、2018年に生まれた産駒は118頭が血統登録されている。

 ところで日本では、競馬に限らず様々な分野の表彰で、死んだタイミングで表彰されることが多いのが以前から気になっている。歴史に残るほどの偉大な功績を残しているのなら存命のうちに表彰すればいいのにと思うのだが。ま、それは今回の本題ではないので閑話休題。

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1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。

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