日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
エアグルーヴ、そしてミスターシービーと名馬メモリアルレースは続きます。それぞれオークス、ダービーを勝利したときのインパクト、さらには現役時代に残したものの大きさから、シーズン最高潮...
南の島の大王キングカメハメハが、ついに日本ダービーに上陸することになりました。どこかロマンティックではありませんか。父がキングマンボですから、その子がキングカメハメハであっても辻褄...
仰天、イングランディーレの大逃走。これは、しばらく話題になります。春の天皇賞では、エリモジョージ以来28年ぶりの逃げ切りで、誰も予想できないシーンでした。エリモジョージの場合は、気...
メジロのおばあちゃんと呼ばれ、世代を超えて親しまれていた北野ミヤさんが亡くなりました。骨太の発言に耳を傾ける人が多く、競馬人でおばあちゃんの影響を受けたものは沢山いたと思います。メ...
地方競馬所属馬の中央クラシック初制覇成るかとか、コスモ・マイネル軍団対SS産駒とか、大きく注目された皐月賞も、桜花賞に続いてSSの偉大さを知らしめる結果でした。しかし、8頭のサンデ...
クラシックレースは、なにかこだわりを持って見ていると興趣をそそります。ひとつの考察の基準といったものです。昨年から今年と、特に注目しているのが新馬戦の結果で、特に、一走化になった最...
桜花賞、皐月賞、春のクラシックの第一ラウンド。どちらも今年は面白い。わくわくするではありませんか。ここまで来る過程で、それぞれ有力馬に挙げられている関係者が語った言葉のひとつひとつ...
今年のクラシックは、新馬一走化が実施されて最初のレースになります。去年の6月からスタートし、この3月21日まで行なわれ、250レースが消化されました。一走化に伴ない一着賞金が700...
その日、黒船賞で、中央のG1馬ウインクリューガーが初めてダートの交流重賞に出走することを、どれほどの人が知っていたでしょう。ラジオのレース実況が2局あったので、その速報ぐらいはある...
目先に大目標があると、前哨戦の見方にも奥行きが出てきて面白さが倍増します。取り合えずは桜花賞。チューリップ賞とフィリーズレビュー、2つのトライアルが終わり。これにクイーンC、フラワ...
クラシックがぐんと近づく中央競馬は、日増しに話題が広がっていきます。そろそろ、自分なりの予測を立ててみるときですが、春の4つのクラシックレースの中でも、やはりダービー馬をみつけるこ...
名馬メモリアルレースに登場したサクラスターオー。皐月賞を勝ちながら、両前繋靭帯炎という競走馬にとっての不治の病にかかるという不幸に見舞われ、そこから立ち直って、いきなり出走した菊花...
短期免許で来日する外国人騎手の存在は、今は大いに気になるところです。常時5人はレースに乗っていて、随所で光るプレイを見せています。去年は9名が騎乗し、930レースで手綱を取りました...
四半世紀という時は、怪物タケシバオーをも忘れさせてしまうものかと、時折、思います。それは仕方ないにしろ、何等かのかたちで、その強さを伝えるものはないのかと、やはり、この思いは消せま...
今は馬場管理が格段に良くなり、極端にコースコンディションが悪化することが少なくなりました。走る馬たちにとってはいいことなのかどうか、スピード重視という点では、厳しい状況ともいえるの...
ふと頭に浮かぶことがあります、いつも。競馬は勝負の世界ですから、「全勝」「不敗」の成績ほど素晴らしいことはありません。日本でも不敗の名馬がいて、その代表的ダービー馬としてトキノミノ...
JRA創立50周年事業の中で特に意味深いのが、中央競馬の発展に貢献のあった調教師と騎手計10名の方々の功績を称え、顕彰者として後世に伝えることです。顕彰馬制度がスタートした時、人の...
厳寒の中、特に注目されるのが、春のクラシック戦線をにらむ3歳馬。例年、手応えをつかんでいるものは、この時期は無理をしないので、一歩引いて見ていればいいのですが、だからと言って、これ...
変則日程が終了し、やっと通常に戻れます。土曜、日曜を節目に動く仕事で、まるでレースに出走する馬のローテーションを踏んでいるような気分です。そのリズムが異なることは、体調や意識にも変...
2003年度のJRA賞各部門別受賞馬が決まりました。記者287名による投票で、今年はすんなり選ばれ、問題になることはなかったようです。これで、もしシンボリクリスエスが有馬記念に勝た...
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