日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
大きなヒントはダート1800米での「経験」暑い日が続くと秋を待ちわびる思いが強くなる。この「秋を待つ」は、競馬にもある。俳句の季語でもあるが、競馬でもこの季節を言い述べていると言っ...
1番人気の信頼度は高いが大波乱の年も連続開催の5週目に入った函館は、今週から芝はBコース、4米外になる。小回りの洋芝だということを合わせて考えると、どうしても、ロスなく内目を走れる...
激しく速い闘いを制し今年スターダムへ駆け上がるのは…新潟にしかない直線千米競馬だからこその物語は生まれる。競走馬のピークは、馬によって異なるとは言っても、せいぜい6歳ぐらいまでとい...
発想を自由に展開させ大胆にチャレンジをやがて盛夏を迎えるこの時、函館記念はそれを実感させる。今年はどうなるのか、その思いはいつも同じ。アジサイ、クチナシ、柿の花、湿潤な空気の中、抑...
様々な要素の中でもコース適性を最優先したい伝統のハンデGIII戦で超特大穴馬券が出る七夕賞は、かつて1番人気が26連敗もしたことがあった。この10年でも勝ったのは2頭だけで、この傾...
夏の到来を告げる難解な3歳ハンデ重賞季節の移り変わりを的確に掴むためにつくられた特別な暦があって、すっかり日々の生活にとけ込んでいる。今頃なら、八十八夜から入梅、そして半夏生(はん...
一方で今年のテーマは新旧女王対決2015年までの56回で、1966年のエイトクラウンと2005年のスイープトウショウの2頭しか勝っていなかった牝馬が、この5年間で3頭も勝ち、宝塚記...
混戦ムードの今年はどう考えていくか見据えていきたいダートの適性を競う3歳馬にとっての最初の重賞レース、ユニコーンSは、時期的に交流GIのジャパンダートダービーの前哨戦という位置づけ...
近年活躍目立つ4歳馬も目白押しこの先、秋の檜舞台を目標に見すえるエプソムCの出走馬の多くは、ここで好走することで先への期待を大きくしたいと臨んでくる。特に別定戦になって以降、その点...
東京マイル戦は時計が速く、上がりの最速馬がいいきちんと季節は動き、いつも通り次から次へと花は咲いていく。平穏な日ばかりではなくとも、自然の摂理には逆らえない。春のクラシックが終わっ...
6年連続で親子2代の優勝馬が誕生生命力がみなぎる新樹の季節、眩(まばゆ)い陽差しを浴びながら歩いていると、カラスの鳴き声が耳に入ってくる。新緑の木々の枝を吹き抜ける風が、その声を拡...
風薫る五月に似合わぬ天候、波乱はあるか牝馬クラシックの第2ステージ。昨年は63年ぶりにデアリングタクトが史上2頭目の無敗での二冠を達成したが、今年もソダシの無敗での二冠達成に期待が...
期待は大きな可能性を秘めた4歳馬第一回のヴィクトリアマイルを勝ったダンスインザムードは、その2年前の桜花賞の優勝馬だった。上半期のこの時期に牝馬のGIレースが出来たことで、牝馬の重...
東京マイルは前半が後半より速いのがポイント勝利の意図をどう手繰り寄せるか。NHKマイルC優勝馬、及び2着に好走した馬たちのキャリアを遡ると、実は様々なことが見えてくる。そこから、こ...
今年『春の盾』でもとめられるのは勝負どころからの持久力春の天皇賞の魅力、それは3200米の距離にあると言っていい。スタミナは当然もとめられるし、流れによってはスピードや瞬発力も駆使...
大舞台への可能性があるかぎりその点に集約して鍛錬されているクラシックの晴舞台をめざす3歳馬たち。春は、あと2レース。東京競馬場の1マイル半、オークスとダービーへ向け、可能性のあるも...
近2年と比べ今年の牡馬戦線は混沌としている牝馬は白毛のソダシが5戦全勝で桜花賞馬になったが、牡馬クラシック戦線は混沌としている。もしかしたらそれは皐月賞までのことかもしれないが、こ...
牝馬の時代が今年も続くか、重要なワンステップだ桜は散ったが、次から次へとさまざまな姿で別の花々が春の命を見せてくれる。それは、自らの生涯を賭けて力走する桜花賞の舞台に立つ若駒たちを...
春の中距離最強馬決定戦で雌雄を決す次から次へと出番を待つかのように、そこかしこと色づき出し、若緑色が多くなってきた。そうした中、主役の座を競い合うが如くさまざまな花が咲き始める。大...
馬場・展開ともに異例だった昨年春のGIシリーズの開幕、ここを目標に鍛錬してきた成果が問われる。第一弾、古馬短距離路線のチャンピオン決定戦、高松宮記念は、今年は史上最多のGI馬が出走...
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