【秋華賞予想】ハイレベル世代なら春の実績馬⇔低レベル世代なら夏の上がり馬
“古馬世代との対戦成績”と“ノーザンファーム勢の活躍度合い”の2つの重要ソースともにハイレベル世代を示唆
3歳世代限定の重賞レースを検討する上で重要なポイントとなるのが、この3歳世代自体の世代レベルです。
他の世代と相まみえるわけでもなく、同じ世代同士の一戦で何故それが重要なのかと言えば、これまでの同世代のトップ戦線のレースのレベルが高ければ3歳秋でもその勢力図が維持される可能性が高いですし、逆にこれまでの同世代のトップ戦線のレースのレベルが低ければ相対的にレベルが高くなる古馬相手のレースで頭角を現してきた上がり馬が台頭する余地が大きいという考え方ができるからです。
その世代レベルを見極める術としては、過去年との各種対戦成績データの比較と、ノーザンファーム勢の活躍度合いから測ることができます。
まず前者について、6〜9月までに行われた3歳以上の上級クラスの芝競走における3歳馬の成績(好走頭数)を過去年と今年で比較してみると、3勝クラスでは近3年の3歳馬は平均5頭好走しているところが今年は11頭好走、OPクラスでは平均7頭好走しているところが今年は6頭好走となっています。
主に3歳春までの重賞OP競走で一定以上の結果を残した馬というのは、