
▲“大井の帝王”の帝王賞予想は!?(撮影:高橋正和、稲葉訓也)
最近はテレビの競馬中継だけでなく他のテレビ番組も楽しんでいるという的場文男さん。
「冬のソナタ、あれいいね。感動しちゃったよ」と、懐かしの韓流ドラマに夢中になっている姿を想像すると微笑ましい。
「帝王賞は自分にとって思い出深いレース。その昔は2800mで、二度目にカウンテスアップに騎乗した1986年から今のような2000mに距離が短縮された。大井の2000mは最初のコーナーまで距離があるから枠順の差もそうなくて、馬の力量が発揮できる条件」
帝王賞はダート競馬の上半期グランプリレース。
的場さんは30回騎乗し、3勝、2着4回、3着5回と好勝負を繰り広げてきた。
それでは今年の帝王賞の見解を聞いていこう。
前開催あたりから大井の馬場は圧倒的に先行有利になっている。だからある程度、前でも競馬できる馬を考えたい。勢いのあるJRA勢が揃ったなかでもミッキーファイトはこれまでのレースぶりが特に強い。前走はリードを広げる圧巻なレースだったよね。どこからでも競馬ができるし内枠からスッといいところつけられそうだ。

▲ミッキーファイト(撮影:稲葉訓也)