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実績馬に人気が集まる中、函館スプリントSはこの穴馬3頭を推奨!

  • 2014年06月20日(金) 18時00分


◆レースを選べばかなりお得な舞台

担当編集者(以下、編) 石橋さん、来ましたね〜、函館芝1200m。

石橋 武(以下、石) はいはい、函館SSね。それよりも読者の皆さん、今週は公開の時間がズレてしまってすみません。どうにも忙しくて……。

編 誰もそんなこと気にしてやいませんよ(笑)。なんてったって函館芝1200mなんですから。

石 うるさいな、函館芝1200m、函館芝1200mって。何なのいったい?

編 やっぱり気づいてないか。石橋さんって函館芝1200mで異様なほど結果を出しているんですよ。

石 ああ、そういうことか。先週の基坂特別の話ね。

編 いや、スポーツマスターで配信した基坂Sの28万9,290円的中はその集大成とも言えるレースですよね。穴馬の本命◎クリノタカラチャンが8番人気ながら1着。人気の本命◎ピエナアプローズが5番人気3着。2着も△ビアンコカンドーレ(9人気)と完璧な予想でしたから。

石 シーズン始めのレースを集大成にしちゃマズイだろ(笑)。

編 そういう意味じゃなくて(笑)。集大成というか象徴的というか。去年も函館芝1200mで何本も10万馬券を当ててたんですよね、石橋さんは忘れちゃったかもしれないですけど。

石 ああ、そうだったかも。今年の函館SSに出てくるヤマニンプチガトーが2着だった羊ヶ丘特別もたしか荒れてたよね。

編 そうそう。あのときも16万馬券が的中だったんですよね。ほら、そんなふうに去年の夏競馬はそれこそ隔週くらいで10万馬券が当たってたと思うんですけど、そのなかでも函館芝1200mのレースは多かったなと。

石 それで、先週の基坂Sが集大成と。

編 まあ、配当的なところも含めて。30万近い馬券ですからね。ということで今週の函館SSを楽しみにしている人って多いと思うんですよね。

石 函館SSへの前振りが壮大にプレッシャーすぎるわ!

編 あれ〜、プレッシャーをかけるつもりなんて、ひとかけらもなかったのに(笑)。

石 ウソつけ!

編 冗談はさておき、函館芝1200mが得意な理由ってなんかあるんですか?

石 コース実績とか、適性、枠順なんかがモロに馬券に関わってくるからだろうね。しかもその割に人気がバラついてくれるという。たしかさっきの羊ヶ丘特別もそんなに大荒れな感じじゃなかったよね。

編 ええ。え〜と、1着ビーナストリック(6人気)、2着ヤマニンプチガトー(2人気)、3着マイネサヴァラン(4人気)ですもんね。こう改めてチェックするとさほど難しくないような。

石 でしょ? でも16万円もついちゃうという。レースを選べばかなりお得な舞台になるんだ、函館芝1200mって。

編 じゃあ、日曜日の函館SSは楽しみですね。

石 函館SSもだけど。土曜日のメイン函館日刊スポーツ杯もかなり面白そうだよ。ハンデ戦だし、メンバーも揃ったし。

編 へ〜、そのレースもスポーツマスターでは配信するんですか?

石 うん、するつもり。楽しみだよね。

編 じゃあ、土曜日に弾みをつけつつ、日曜日の函館SSもお願いしますね。で、その函館SSなんですけど、今ところどの穴馬に注目していますか?

石 穴馬となると、まずはクリスマ……

編 それ穴馬じゃないです。アウト〜。たぶん3〜4番人気ですよ。

石 マジか〜。となると、ベタにヤマニンプチガトーだね。

編 ベタって言っても全然人気なさそうですけど。

石 あ、ホントに? ラッキーだね。ベタって言ったのは、さっきの羊ヶ丘特別でもそうだったけど、函館芝1200mで連対を外したことがないでしょ?

編 ええ。コースに対する適性は高そうですよね。

石 相手関係は一気に強くなるぶん人気を落としているけど、有力馬が前でレースを進めたいタイプが多いだけに、展開利も見込める。今の函館芝コースは基本的には前残りと見ていいけど、このレースはちょっと後ろにも注意しておきたいんだ。

編 なるほどね〜。

石 続いての穴馬候補はローブティサージュ。

編 函館芝コースでは1戦1勝ですけど、1800mのレースでしたよね。

石 そう、1200m戦の経験はないけど、時計のかかる函館芝なら十分に対応できる。それに2走前に距離短縮の1400m戦で久々に馬券絡みを見せたように。近走は短めの距離のほうが走りやすいように感じるんだよね。

編 今回もマイル戦からの距離短縮になりますよね。

石 その通り。前には行けないと思うけど、先行する有力馬を見ながら競馬ができるのは強みだからね。好走を期待したいね。

編 あとはどの馬にしましょう?

石 ツインクルスターも面白そうだよ。

編 函館は初挑戦になりますけど?

石 ただ、同じ洋芝コースの札幌芝1200mで2戦して2着、3着。下のクラスでの戦績だけど、それ以降も時計のかかる中山芝1200mで結果を出しているからね。

編 時計の速くならないコースが向いていると。

石 かつパワーが必要とされるね。そういう意味で、今回の函館芝1200mは合っている。番手からの競馬もできるし、期待できるよ。

編 わかりました。現時点ではこの3頭が穴馬候補ということで。

石 強い馬もいるけど、その一角が崩れれば配当的な妙味がグンと上がるからね。

編 そうですね。土曜日の日刊スポーツ杯ともども期待してます! これを弾みに夏競馬も去年以上の10万馬券的中をお願いしますね。

石 そうだね。夏競馬は毎年楽しみだからね。その楽しさを皆さんにも感じていただけるようにがんばります。ま、いずれにせよまずは今週末だね。

編 はい。よろしくお願いします!

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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