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小回り平坦の小倉で狙いたい穴馬3頭は?

  • 2014年08月07日(木) 18時00分


キーワードは「スパイラルカーブ」

担当編集者(以下、編) 石橋さん、先週のアイビスSDはここで推奨してもらったフクノドリームが5番人気2着ということで。

石橋 武(以下、石) なんだよ、「ということで」って。不満か(笑)。

編 違います、違います(笑)。結局、頭数も落ち着いたので、期待していたぶんちょっと……というのはありますけど。

石 3着馬抜けたしね。

編 13頭立てということで、いつもより点数減らしましたからね。攻めて外すぶんには皆さんもわかってくれると思うんですけど。1、2着馬は完璧だったわけだし。

石 そうかな〜。

編 まあ、当たるに越したことはないでしょうけど。ただ、違うんですよ、僕が言いたかったのは、同じ直千競馬でも土曜日のほうなんです。

石 閃光特別。

編 そうです。フクノドリームも人気薄で、出走予定通りだったらもっと人気がなかったと思うんですけど、石橋さんが閃光特別で穴馬の本命に推したのも人気のない◎アカノジュウロクでしたよね。

石 あ〜、あれね〜。悔しいヤツね(苦笑)。

編 悔しいったって、3連複32,510円は当たってるじゃないですか(笑)。まあ、その話は置いといて、閃光特別は穴馬の本命◎アカノジュウロクが9番人気2着でしょ。それと人気の本命が◎ファンファーレ(2人気3着)。

石 そう、2、3着だったんだよね。

編 で、勝ったミラクルアイドル(8人気)も高評価で、3連複が的中と。

石 そうね。3連複で3万円つけば「まあ、良しとするか」という気もするんだけど、3連単が思いのほかついたからね。

編 23万1360円。

石 そう! 思いのほかついているのを見ちゃうと、なんか負けた気分(笑)。アイビスSDもそうだけど我ながら詰めが甘いというか、なんというか。

編 勝ってるのにもかかわらず(笑)。まあ、でもそんなもんですよね。ただ、僕が聞きたかったのは、なんか新潟直千攻略のコツがあるのかっていうことなんですけど。

石 あるよ、もちろん。

編 そもそも石橋さん、新潟直千得意ですよね。

石 ん〜、得意というのとちょっと違うかも。新潟芝1000mって、特徴がありすぎるからわかりやすいんだよね。

編 特徴がありすぎる。

石 ありすぎるでしょ、明らかに。日本で唯一の直線コースというだけでも最大の特徴でしょ。

編 へ〜、そういう捉え方をしたことはなかったな〜。

石 まあ、今日のお題(小倉記念)とは話がずれるから、それはおいおい話していくけど、とにかく単に「芝を走る1000mのレース」とは思わないほうがいいよ。

編 じゃあ、どういう風に考えればいいんですか?

石 時間がないから簡単に言うと「新潟直千」。

編 禅問答か(笑)!

石 要は、ここ(新潟芝1000m)だけは独自のレースが行われているんだ、ほかのコースの常識を当てはめちゃいけないんだと認識することだよ。結果、ダート馬ぽかったり、粘っこい馬だったり、そういう馬がパッと目に入ってくるようになるから。血統を見る人だったら、どういう血統が走ってくるとかね。詳しく言ったらキリがないけど。

編 まあ、いいや。僕は石橋さん頼みで。まだこれからも新潟芝1000mを配信していきますよね?

石 おそらく。

編 じゃあ、それだけチェックしておけばいいや。

石 じゃあ、最初っから聞くなよ(笑)。

編 勝負レースと言えば、日曜日もすごかったですよね。アイビスSDはアレでしたけど。

石 アレって言うな、アレって(笑)。

編 そのアイビスSDの単勝も入れると、勝負予想が5戦5的中という。

石 あれを的中とするのは?だけどね。だから時間がないんだって。そのあたりはスポーツマスターの「編集部通信」に全部載っているので、興味のある方はそちらでお願いします。無料で読めますので。

編 ああ、そっちに書いてあるのか。けっこう気にしている人が多いみたいなので。

石 ありがとうございます! で、今日は小倉記念だよね?

編 そうですね。どの穴馬が良さそうですか?

石 まずはダコール。

編 ん〜、まあギリでOKにしますか。

石 そんなに人気する?

編 勝ち味には遅いですけど、善戦続きなのは事実ですからね。

石 そうか〜。単勝が売れるタイプじゃないような気がするんだけど。

編 じゃあ、今回はあえて狙ったということですか?

石 小倉コースの実績だけ見ると、決して勝ち味に遅いタイプでもないし、やっぱりこうマクりながら加速できるコースがいいんだろうね。小倉はスパイラルカーブになってるから。反対に瞬発力が求められたり、コーナー角の小さい加速しづらいコースだと4〜5着に終わるというね。

編 ああ、コース形態に左右されてたのか。

石 どんな馬でもそうだよ。ダコールに関して言えば、外回りよりは内回りのほうがよくて、そのくせコーナーから加速しやすい大回り的な要素があって、直線は平坦なほうがいいというイメージでしょ。走ったことはないけど、たぶん札幌も合うと思う。

編 ああ、だから小倉がいいのか。小回り平坦で、加速しやすい大回り的な要素=スパイラルカーブという。

石 そうそう。ハンデも前走同様56キロまでだろうし、このコースなら勝ち負けになるよ。

編 なるほど。あ、石橋さん、時間ないっす。駆け足でお願いします。

石 誰のせいだよ(笑)。じゃあ、あとはタガノグーフォ。内回りを走った前走が良かったよね。この馬は京都とか東京とか、軽い走りが必要なところは合わない。3走前も雨に助けられたみたいなところはあったしね。

編 小倉は合うと。

石 メンバーによるけど、今年のメンバーならね。タフな流れが期待できるからさ。淡々と流れたら厳しいだろうけど。

編 あとはどの馬でしょう?

石 ん〜、タムロスカイだね。

編 惨敗続きですけど。

石 それでここ2走は立ち直ってきて、着順はともかく内容は以前に比べてかなり良くなってきてるよ。小倉も走ってるし、ハンデ戦なら十分やれるでしょ。

編 わかりました。なんとか間に合ったかな。

石 ちゃんとペース配分考えておかないと。こっちが迷惑だわ。

編 だって、新潟直千の話とか聞きたいじゃないですか。あ、スポーツマスターの「編集部通信」ですよね。ちゃんと見ておかないと。石橋さん、ありがとうございました。

石 ホントに落ち着きのないヤツ……。

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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