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秋競馬も単勝二頭流で激走穴馬を推奨!

  • 2014年09月11日(木) 18時00分


今回のお題はセントウルS

書籍『単勝二頭流』担当編集者(以下、編) 石橋さん、先週はこの対談でお伝えしたクランモンタナが2着を確保してくれましたけど、なんか意外と人気でしたね。

石橋 武(以下、石) ねぇ。5番人気だっけ?

編 ええ。6番人気くらいかなと勝手に思ってたんですけど。

石 それじゃあ、大して変わってないだろ(笑)。

編 あ、たしかに(笑)。でもそんな感じですよね、6、7番人気くらいの。

石 まあね。単勝が10倍を切るとは思わなかったね。

編 勝負予想とnetkeiba.comさんで公開しているNo.1予想では人気の本命に推してましたもんね。

石 そうね。レース前日の段階で「こりゃ人気サイドだわ」と思って。結果的に2着なので最低限の仕事はしたかなと思うけど、ホント最低限というだけだよね。ホントは……まあ、いいか。

編 なんですか? 気になるじゃないですか。

石 大した話じゃないよ。

編 あ、まさかクランモンタナが人気にならなければ、それを穴馬の本命に推して、マーティンボロを人気の本命にしたという?

石 ま、終わったレースに関してはいくらでも言えるからね(笑)。

編 でも先週石橋さんが言ったように、クランモンタナは速い上がりを使わずとも2着に好走してきましたよね。やっぱり見立ては正しいなと。

石 ただ勝ったマーティンボロと3着のラストインパクトは、それぞれメンバー中1位と3位の上がりタイムをマークしているんだよね。

編 たしかに。一昨年もまったく同じ結果でしたよね。

石 ああ、メンバー中1位と3位という? そうだったね。去年も上がりの速い馬が上位に走ってきているから来年の新潟記念は別の角度からの精査も必要だね。ちょっと傾向が変わってきているのは気になる。今週以降の予想にも影響するし、すぐに取りかからないと。

編 おお、それは大変だ。ぜひお願いします。

石 というわけで今週はセントウルSについて話していこうかね。

編 え〜! 京成杯AHじゃないんですか〜? この対談のプロフィール欄にある通り、先週は新潟芝1600mで長岡Sの10万馬券を獲ってるのに〜。

石 それは週末まで待ってほしいな。さっきも言ったようにちょっと馬場についても精査しておきたいし。

編 ちぇ〜。でも、たしかにnetkeiba.comさんからのオーダーもセントウルSなんだよな〜。

石 でしょ? はい決まり。じゃあ、そろそろセントウルSについて話していこうか。

編 仕方ないか。わかりました。では現時点での石橋さんの注目穴馬をお願いします!

石 了解。まずはツルマルレオン。
※ツルマルレオンは回避となりました(対談は確定前に実施)

編 阪神コースとは滅法相性がいいですよね。ただ前走が10着と大敗していますし、開幕週で後方からの競馬というのはちょっと気がかりなんですけど。

石 前走は1年ぶりの競馬だったからね。さすがに厳しかった。それに近走は去年の北九州記念を除いてまともに走れていないんだよね。休み明けだったりレース中にアクシデントがあったり。

編 たしかに。

石 それに開幕週とはいえ、このレースは例年ペースが上がって差し馬が馬券に絡んでいるからね。今回もテンに速いハクサンムーンをはじめ逃げ・先行馬がそろいそうなメンバー構成だし、むしろ狙い目だと思うよ。

編 となると、大型馬だけにひと叩きされた上積みも期待できますし、楽しみですね。

石 続いてはエーシントップ。

編 前走は初のスプリント戦にもかかわらずG1の高松宮記念で4着。なかなかの競馬だったんじゃないですか?

石 ん〜、競馬自体はあの特殊な馬場で逃げ粘ったというものだからなあ。額面通りに評価するのはちょっとためらうかな。

編 だったらどのレースを評価したんです?

石 高松宮記念。

編 はあ? いま……

石 慌てないの。高松宮記念でも着順云々ではなく競馬ぶりが評価できるんだ。もともと先行して押し切るというのがこの馬の持ち味だったんだけど、近走はかわされると自分からやめちゃうところがあったんだよね。ただ前走は、かわされながらも最後まで止まらなかった。復調してきていると思っていいよ。

編 復調なれば実績は上位ですもんね。

石 その通り。番手でも競馬ができるタイプだし、行きたい馬を先にいかせる無理のない先行から粘り込みが期待できるよ。

編 あとはどの穴馬に注目します?

石 ダッシャーゴーゴー。

編 約1年半ぶりはさすがにブランクが長いのでは?

石 それは仰る通り。ただそれでも無視できないのが阪神コースをかなり得意としている点。

編 実際にこのレースで1着、3着という実績もありますしね(10年、11年)。

石 最終的な評価は当週追いもチェックしたうえで、いつも通りに週末となるけど、1週前の段階では調教の本数はこなしているし、時計も出ている。仕上がってきている感はあるよね。

編 わかりました。現時点ではこの3頭に注目ということで。

石 そうね。こんな調子で秋競馬も進めていきますので、改めてよろしくお願いします!

編 よろしくお願いします!

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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