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新潟で行われるセントライト記念

  • 2014年09月19日(金) 18時00分


◆例年の「黄金のパターン」は今年も通用するか

 例年のセントライト記念は中山で行われますが、今年は新潟開催。ディープインパクト産駒にとっては、嬉しい変更になるかもしれません。

 中山で行われていた昨年までのセントライト記念にディープインパクト産駒は12頭出走。5人気以内に支持された馬も6頭いましたが、未勝利で連対馬も1頭のみ。決して相性の良いコース、レースではありませんでした。

 ところが、今年のセントライト記念の舞台、新潟芝2200mはディープインパクトにとっては絶好の条件。今年、ディープインパクト産駒は新潟芝2200に5頭出走。うち3頭が3人気以下の人気薄で馬券に。また5頭すべてが人気よりも走っていて、複勝回収率は330%。

 もちろん重賞と条件戦では傾向に違いはありますが、今年はあえて買ってみたいところです。

 今年出走予定のディープ産駒は、サトノフェラーリ、ステファノス、ラングレー、ワールドインパクト。そもそも4頭も出てるんですから、どれかは馬券になるんじゃないでしょうか。

 新潟芝2200m変わりで悩ましいパターンがもうひとつ。例年のセントライト記念には「黄金のパターン」がありました。

 それは「前走新潟芝2200mに出ていたパターンを狙う」たったこれだけです。該当馬は2012年にスカイディグニティが14人気で2着。2009年はフォゲッタブルが7人気で3着。2008年はダイワワイルドボアが9人気で1着。

 トーセンシャナオーが12人気で勝利したのは2006年ですか。当時からこの法則を知っていたので本命にしたんですが、もう10年近く前の話なんですね。

「前走新潟芝2200m出走馬」の期待値が高いのは、直線が短い2200mという条件は、春のクラシック、トライアルには存在しないからです。だから、小回りの芝2200mを夏に使えた「経験」が有利に働くのでは?

 という理屈があっていれば、今年も新潟芝2200m経験馬は有利に働くことでしょう。なお、今年の該当馬はメイクアップ。

 最終的な予想はいつものように、亀谷ホームページで。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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