ホントに毎年この時期は、雨で馬場がどうなるかも予想の大きな要素です。

　今週は【福島・中京・函館】3場すべて、土日は馬場悪化になりました。特にひどかったのは日曜日の福島と中京。どちらもメインレースは芝不良コンディション…。

　でその、福島メイン『ラジオNIKKEI賞』。

　決着は3→9→6番人気に。荒れました。手前ミソではありますが、それらに▲△△という印は打てていました。ゴール前、逃げてギリ残ってくれそうな◎ダディーズマインド(7番人気)が3着に残ったようにも見えたのですが…。結果はクビ差4着(悔)。

「これが3着なら3連単14万円台より大きな配当だったのにー」と悔しさ数倍。まあこれが勝負の厳しさってもんです。ところが終わってから、自分の凡ミスも発覚してしまうわけでございまして…。

【検証ナンバー192】
サンプルレース名/2019年06月30日(日)福島11R・ラジオNIKKEI賞(G3)芝1800m

【レース前状況】
　台風の影響で週末は全国で天気悪化。特に福島は、朝からほぼ不良でのレース開催となった。3歳のハンデ戦で行われるこのレースは人気も分散。1番人気になった前走『スプリングS』5着のヒシイグアス(54・Mデムーロ)が単勝オッズ5倍台に。2番人気にも前走『スプリングS』3着ディキシーナイト(56・石橋脩)。3番人気が前走『京都新聞杯』6着ブレイキングドーン(55・田辺)。人気は以下、ブレイブメジャー(54・戸崎圭)、ヒルノダカール(53・丸山)、ゴータイミング(53・武豊)と続いていた。

【レース結果】
1着ブレイキングドーン　　牡3(3番人気)田辺
2着マイネルサーパス　　　牡3(9番人気)柴田大
3着ゴータイミング　　　　牡3(6番人気)武豊

【払い戻し】
単勝　840円
枠連　2400円
馬連　6240円
馬単　1万1290円
3連複　2万6540円
3連単　14万2140円

終わってみれば『平均値1位』が1着だったわけで…

　過去、いろいろと試行錯誤を続けているレース。昨年は一応3連単が的中できた。

　一昨年からの【教訓】は「連勝中の馬は指数関係なく走る」だったが、今年はデビューから全勝中の馬がいなかったので適応なし。というわけで「前走値重視＆平均値もトップならば◎候補」というのをメイン指針とする。あとは「おそらく重か不良馬場になる」という天気方面の予測も入れていこうと…。

　で、導き出した答えが、本命◎ダディーズマインド。

　平均値順では5位だが、前走値が105でトップ(でもこの105は皐月賞9着のときのもの)だったからだ。しかも同距離コースで2回経験があって最高値は97。「ギリ馬券軸として機能する」と思っての抜擢だった。

　日曜日福島メイン、レーススタート！

「逃げ馬多いので極端なハイペースになるのは嫌だな」と思っていたが、ダディーズマインドは内枠を利用してうまく先行。4コーナーでも十分な手ごたえがあるように見えた。

「コレいただきかも！」と思った数秒後、後ろから差してきた数頭の馬たち。ゴール前、「残った？　それとも刺された？」と見えたが、結果◎4着でジエンドとなる。

　1着は▲ブレイキングドーン。結局、平均値順1位の馬が勝ったのである。

仕方ないハズレ？　ではなく痛恨の見逃しをしていた？

　結局1・2着は【平均値1位▲＆平均値3位△】馬。結果は「やっぱり平均値順が頼りになった」ということである。

　しかし3着の△ゴータイミングは平均値最下位の馬。一応、「先行ハイペースになったときの一発」として脚質で△を打ったが、結局馬券はこの馬にやられる結果に…。

「今回はやれることまではやったけど、結果が伴わなかっただけ」といいたいところだが、実はかなり手痛い見逃しをしていたことも判明する。

　それは本命打ったダディーズマインドの前走値105と同じレース『皐月賞』で、着順が下の11位ながら、指数としては上の106を出していたのがブレイキングドーンだったということ(痛恨)。「本命はこっちじゃん！」。完全なる◎ジャッジ間違えである。しかもブレイキングドーンは重馬場の『弥生賞』で好走していたじゃないの…。やっぱり重馬場実績ある馬は、こういうときは評価上げしないといけないのだ。

【今週の教訓】
●『前走値』も大事だが『平均値トップ馬』は軸候補にするべき！
●馬場悪化予想できるならば、重実績あるタイプは評価プラスせよ！