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【キーンランドC予想】今の洋芝の状態を味方に出来る馬は!?

  • 2020年08月27日(木) 19時00分
 こんにちは、むねひろ よしたかです。

 先週の地方競馬における話の続きを……。今週の話は中央でも十分使える項目です(読んでおられない方はまずこちらの冒頭部分をご覧になって下さい)。

『森泰斗騎手で的中している』という返事をもらいましたが、その場所のNO.1騎手をずっと軸として買い続けているのでは!?という心配をしました。特に、過剰人気してしまっている場合は危険です。

 南関東では森泰斗騎手・吉原騎手・御神本騎手あたりに注意。中央で言えば、今の札幌のルメール騎手はそれに該当します。

 確かによく来ます。しかし、馬の実力を凌駕して騎手の名前だけで過剰に人気になっている場合は、それが飛んだ場合の大きな配当に常に目を光らせる方がその嵌った際の破壊力がデカく有効です。

 では、具体的には馬券でどう攻めたら良いかということですが、私が最も有効な券種と考える「3連複」の場合は以下の買い方が有効となります。

(3連複フォーメーション)
○→△△→□□□□

(1パターン目):「穴馬ありき」のレース
○ 狙いたい穴馬(1頭なら最高も、複数頭もOK)
△ 有力人気馬(過剰人気騎手の馬を含めてもOK。こちらも1頭なら最高も、複数頭OK。穴馬を入れることが出来るケースがあれば、馬券に絡む3頭が全て人気薄となる10万オーバーの驚愕配当も拾える)
□ 人気馬と穴馬含めての流し(○△が少数頭ならば結構手を広げられる。「総流し」でも点数が多くなり過ぎなければGO)

(2パターン目):「人気馬ありき」のレース
○ 信頼出来ると思われる人気馬(1頭が最高も、複数頭可能。出来れば過剰人気騎手の馬は避けたいが、仕方ない場合もある)
△ 穴馬数頭(○が1頭ならば3頭ぐらいまでなら全然OK。○が2頭いれば、2頭までが妥当)
□ 人気馬(過剰人気騎手の馬含めてもOK)と穴馬含めての流し

 この2つのパターンならば、どちらも過剰人気馬が飛んだ際の買い目も引けています。そして、如何に点数をシェイプアップすることが出来るか。また、どの目を「上乗せ」して100円だけの的中で終わらせないか。というところがより大きな儲けを追究するためには必要になってきます。

 この3連複フォーメーションの最高形は、○△が共に1頭となる3連複2軸。3連複2軸までシェイプアップに成功すれば、相手はまず必ず「総流し」。そこからの有力馬への「上乗せ」で、大きなリターンが期待出来ます。

「ウマい馬券」では、このあたりの馬券の買い方のテクニックも各レースに盛り込んでいます。『馬券の買い方の第1人者』としての棟広良隆もどうぞご注目下さい!

◆キーンランドC

ターゲット馬→ダイアトニック

(c)netkeiba.com


 サマースプリントシリーズ第1戦となる前走の函館スプリントSを快勝。テン33.4秒というラップは開幕2週目の良好な馬場レベルでは決して早過ぎる数字ではありませんでしたが、自身がマークした33.6-33.9秒というバランスは上々のもの。1:07.5は同レースで過去2番目に早い走破時計でした。

 2走前の高松宮記念で初めてこの1200mに使われましたが、直線でクリノガウディーに寄られて進路を失うシーンがありながら、ハナ・ハナ・アタマ差のタイム差なしの接戦に持ち込んでおり、スプリンターとしての資質の高さは疑いようがありません。引き続き他馬よりも重い58キロを背負いますが、前走で自身は克服済み。また、洋芝のみの重い芝も問題ありませんでしたし、2走前が「重」と道悪もこなしています。

ターゲット馬→ダイメイフジ

(c)netkeiba.com


 4走前の名鉄杯がダートでの勝利でしたが、芝に戻った前走の函館スプリントSでも0.3秒差・『2』着と好走。重い芝を得意にしていることを再確認することが出来ましたし、テン33.4秒というラップを刻んでいることからも、

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日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。
公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。

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