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【キーンランドC予想】大きな馬体重増減の馬はいるか?

  • 2020年08月25日(火) 12時00分

人気薄でも好走必至の条件


 キーンランドカップは、過去10年全馬を均等買いした場合の回収率が単55%・複56%という、どちらかというと堅いレースだ。8番人気や12番人気の優勝もあったはずなのに、上位人気馬、特に1番人気馬が崩れていないことによるものだろう。

 そんな中、ふと目にとまったのが馬体重増減別の成績だ。

 まず、馬体重1ケタの増減(-9キロ〜+9キロ)だった馬は[7-10-7-103]で回収率は単44%・複48%。(不足する1着数1回は函館スプリントSを競走除外になったダノンスマッシュ)

 2ケタ増減の馬は1着が2回と3着が3回あったのだが、これがいずれも人気薄での好走だった。

 10キロ以上減っていた馬は[0-0-2-10]だが、5番人気と8番人気。12頭中2頭でもこのグループは複回収率100%となる。

 10キロ以上増えていた馬は[2-0-1-8]で、回収率は単243%・複98%。しかも2勝はともに20キロ以上増えていた馬だ。プラス20キロ以上は過去10年で3頭しかいないのに、そのうちの2頭(2、12番人気)が勝ってしまった。

 もちろん、大幅馬体重増・減でもそれが理想体重に近かったわけである。10キロ以上の増減から馬券に絡んだ4頭は、キーンランドカップ時と同じ、もしくは2キロの差での連対歴があった。

 果たして今年は大きな馬体重増・減でレースに挑む馬がいるだろうか。該当馬がいないとこのコラムはなんだったんだということになってしまうが、その場合は1年後、2年後まで覚えておいていただきたい。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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