4月20日「皐月賞」に出走するには、ここが最後のステップレース。札幌2歳Sを制しているオリエンタルロック(賞金2000万)、ラジオNIKKEI杯2歳Sを勝ったサブジェクト(2650万)はすでに獲得賞金から皐月賞出走可能だが、ほかのグループはここで2着賞金加算ではボーダーとされる(1850万)に届かず、勝たないと挑戦できない。
武豊、安藤勝己、藤田伸二の3人がドバイ遠征中のため、日曜の高松宮記念と同様にポイントになる馬の乗り替りが多い。中でも、内田博幸騎手をを配してきたマイネルスターリーは必勝態勢。前走の共同通信杯では前半にちょっと置かれ、メンバー中NO.1の35.0秒の末脚で一気に突っ込んだが、ショウナンアルバ、タケミカヅチ(前者はスプリングS・3着、後者は弥生賞・3着)にあと一歩及ばずの3着。
だが、当時は雪で日程がズレたうえ、この馬は連闘。(体つきは目立っていたものの、ローテーションは明らかに不利だった。
今回は間をあけ、直前は高松宮記念に出走するリミットレスビッドをあおってみせた。
内田博幸とのコンビは今回が2回目。2歳10月の萩S(1800m、京都)では、先週のスプリングS・2着フローテーション、アーリントンCを制したダンツキッスイには及ばなかったものの、1分48秒0で3着。このときもメンバー中NO.1の上がり34.7秒を記録し、今回再び対戦するサブジェクト(そのあとラジオNIKKEI杯2歳S・1着)を外から差している。ここはチャンスだろう。
スケール溢れる1戦1勝のアドマイヤコマンドと、若葉Sの予定は狂ったがまずまずの仕上がりを示す、ヤマニンキングリーが本線。
サブジェクト、ディープスカイ以下が押さえ。きちっと決めたい。
中山の日経賞はマツリダゴッホが出てくるが、狙いはこれをピタッとマークして進める絶好調アドマイヤモナークとしたい。