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競馬ファンが競馬を支える

  • 2011年10月14日(金) 18時00分
 先週の中央競馬は3日間開催。その入場員数は土曜日よりも日曜日、日曜日よりも月曜日と膨らみました!

 皆様もご存知の通り、月曜日は岩手競馬の「支援競馬」でもあり、例年は盛岡競馬場で行われているマイルチャンピオンシップ南部杯が行われました。

 月曜日に限らず、この3日間開催は、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手競馬を応援する、様々なイベントや物産展が並びました。

 私は土曜日と月曜日に競馬場へ行き、岩手の物産展回りました。物産展のお手伝い(?)をしていた「そばっち」。これは、岩手県のわんこそば兄弟というキャラクターの中の一人で、そばっちは花巻・遠野・中部を担当しているようです。そばっち・・・結構小柄です。

そばっち


 月曜日に同じく物産展エリアで出会ったのは「チャグチャグ馬コ」。岩手県岩手郡滝沢村と盛岡市において、毎年6月の第二土曜日に実施される祭りに登場し、滝沢村の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮まで、華やかな馬具を纏って進行するんだそうです(*^-^*)本当に華やかですよね。華やか、というよりは煌びやかという表現の方がしっくり来るほどキラキラと陽を浴びて輝いていましたよ。聞く話によれば子供が騎乗するようです。このチャグチャグ馬コは1978年に選定無形民俗文化財に選択され、チャグチャグ馬コの鈴の音は、1996年に環境省(当時は環境庁)の「残したい日本の音風景」に選出されたんだそうです。私達にとっては、“残したい日本の馬の風景”でもあるなと感じました。

 南部杯では、例年盛岡で使用されている楽曲を演奏。プレゼンターは南部家46代当主が務めるなど、中央競馬ファンと岩手競馬、延いては地方競馬のファンとを繋ぐ日になったのではないかと思います。粋な開催をしてくれたなぁ、と嬉しくなりました(^▽^)岩手の誇るレースを観戦し、場内では岩手の名物を体験する事が出来、支援への思いも熱くなったと思います!
(南部杯の売り上げの一部が岩手競馬の為に拠出されます。)

チャグチャグ馬コ


 さて今週は3歳牝馬の最終決戦、秋華賞。そして、お姉さんたちの戦い、府中牝馬ステークスが行われます。

 秋華賞の注目はホエールキャプチャ。ローズステークスは1〜4着までがクビ差という接戦ではあったものの、あと一歩のところで春のクラシックに届かなかったこの馬の吉兆だと取ります。

 府中牝馬ステークスは、やはり話題はアパパネの復帰戦、という事でしょうが、本命はレディアルバローザ。クイーンステークスから始動し、6着。前走の朝日チャレンジカップでは3着と
調子を整えてきています。この馬からワイドで、アニメイトバイオ、エオリアンハープ、コロンバスサークル、ウェディングフジコへ流します☆

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1979年11月22日生まれ、大阪府出身。フリーキャスター・リポーター。 グリーンチャンネル「先週の結果分析」ではキャスターとして、また「中央競馬中継EAST」ではパドックアナウンサーとして出演している。

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