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桜はサクラ

  • 2013年03月16日(土) 17時00分
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フラワーCは、サクラとブロッサムの1・2着で決まった。
奇しくも、東京ではこの日にソメイヨシノの開花宣言が行われた。
この時期に開花宣言があるのは史上最速タイなのだとか。
今年のレース結果は、サイン派への素敵なプレゼントだったようだ。

「菊の季節に桜が満開」
サクラスタオーが9番人気の低評価を覆し、皐月賞からぶっつけで菊花賞を勝ったときの実況を思い出す。
印象に残っている人も多いのではないだろうか。

かつてはサクラの冠名をつけた馬が、大きなレースをいくつも勝った時代があった。
スターオーだけでなく、ショウリ、ユタカオー、チヨノオー、ホクトオー、バクシンオー、チトセオー、ローレル、キャンドル。
サクラの冠名をつけた数々の名馬たちが、ダービーや天皇賞など多くのG1レースを勝利している。
そんなサクラ軍団だったのだが、桜花賞には手が届かなかった。

一時代を築いたサクラ軍団も、最近はあまり活躍する馬を見かけなくなった。
古いファンにとっては寂しい限りだった。

ところが、最近またサクラの馬が急に走りだした。
先日行われたオーシャンSのゴスペルに続いて、3月に入ってフラワーCは2つめの重賞制覇となった。

アネモネSのサクラディソールは3着と優先出走権を得ることは出来なかったが、サクラプレジールはフラワーCを勝利して桜花賞出走権を手にした。
プレジールは、父も母もサクラの冠で走った馬たちだ。
季節はずれのサクラも良いのだけれど、やっぱり「桜の季節にサクラが満開」そんな桜花賞も一度は見てみたい。

フラワーC組からは2着馬エバーブロッサムも桜花賞に向かうのだろうか。
こちらは母サクラサク。
さらに母の母はサクラフブキと、こちらも季節感満載なのが面白い。

四季を愉しめる国で行われている競馬では、桜花賞ほど素敵なレースはないかも知れない。
今年の桜花賞は、どんなサクラが舞うことになるのだろう。
混戦ムードで馬券は難しそうなのだが、なぜかとても愉しみになった。

幕間競馬
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ケイバにどっぷりの人です。気の向くままにコラムというか、思ったことを書き綴ることがあります。現在、ブログは休眠中。しばらくは、ここのコラムを使って忘れた頃に書き綴る予定です。ブログ...

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