スマートフォン版へ

超特大万馬券の立役者が語る新潟競馬の勝負どころ/トレセン発秘話

  • 2012年08月09日(木) 18時00分
「嘉藤と石神はここにいるな。あとは木幡だけか。誰か連れてきてくれ。写真撮影をするから」

 火曜(7日)朝の北スタンド。運送業者のN氏がジョークだか本気だか分からないが、“超特大万券の立役者3人”の集合を呼び掛けていた。

 この3人、土曜(4日)新潟5Rの新馬戦(芝内1400メートル)で3連単史上最高払い戻し=2983万2950円に貢献。14・12・10番人気(2着同着)で決着したのだから高配当は当然だが、やはり最大の立役者は単勝121.9倍のミナレットを1着にエスコートした嘉藤だろう。

「どうせなら(2着)同着にならず今後、更新されようがないくらいの配当になったら良かったのに」と“爽やかスマイル”を振りまきながら周囲の冷やかしに応えていたが、「減量をしていたうえにあの猛暑。頭がガンガン痛くて日射病状態。土日でゼリー飲料を10個ぐらい飲んだけどフラフラでした」。週末はまさに命懸けで戦っていたのだ。

 そんな勝負師の彼だからこそジャッジは的確。目下の新潟競馬について見解を聞いてみると、「ダートはパサパサで力のいる状態。これでは小さな馬はこたえます。ただし、すでに夏バテになっている馬も多く、特に大きい男馬には要注意。パドックでグッタリしながら歩いている馬を何頭も見ましたから」。

 馬券野郎はこの言葉を念頭に置き、第3回新潟開催も「的確な情報」を提供していくつもりだ。
(美浦の馬券野郎・虎石晃)
東京スポーツ 今日の紙面
東京スポーツ 今日の紙面
女子レス強し!伊調3連覇
・有終「金」小原 次は念願の子作り
・関塚ジャパンに「乱闘全員参加令」
・窪塚過激発言「税金払ってない」

ブランケット版による大型紙面が大迫力となって読者の目を射る。夕刊時間帯による海外ゴルフ等の速報。未来の情報エリアをリードする総合スポーツ・レジャー紙は東京スポーツ、大阪スポーツ、中京スポーツ、九州スポーツの日本列島縦断の4社体制。特に東京、大阪、中京の3紙は、同時印刷を行っている。メイン紙面は東京制作であるが各紙各々地域に密着した紙面も制作している。九州のみ朝刊として発行、独特な紙面づくりを行っている。

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

関連サイト:競馬トウスポWeb

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング