JRA勢もミラクルレジェンドしか重賞勝ち馬がいないというメンバーで、となると、実績的にはミラクルレジェンドかクラーベセクレタかという争い。
ここは臨戦過程からクラーベセクレタを本命にする。両馬の直接対決は7月のスパーキングレディーCで、このときはクラーベセクレタが直線でいったん抜けだしたところ、重賞初挑戦のスティールパスに交わされた。しかし続く前走スパーキングサマーCは、牡馬を相手に直線だけで突き放す完勝。調子を上げてここに臨む。
ミラクルレジェンドは、そのスパーキングレディーCは帝王賞(5着)から連闘の影響があったか、直線伸びず3着。今回はそこから3カ月ぶりの実戦。目標はまだ先にあることからも、ここではまだ目一杯の仕上げではこないだろうことから対抗とした。
金沢のロッソトウショウの充実ぶりが目を惹く。JRA時代は準オープンまでで、長期休養があって金沢に移籍してきた。エーシンクールディが出遅れた前々走兵庫サマークイーン賞はともかく、前走秋桜賞は力でねじ伏せて見せた。今や中央準オープン以上の力があるのではないか。
エーシンクールディは、昨年のこのレースでミラクルレジェンド、ラヴェリータに続く3着。枠順的にプレシャスジェムズが逃げる可能性が高いが、マイペースで行ければ粘り込みも。
プリンセスペスカは、オープンでは苦戦が続いているが、前々走しらかばSではプレシャスジェムズと同じような位置の好位を進んで、牡馬相手でも僅差の3着と好走した。牝馬同士のここなら上位争いの力はありそう。
ショウリダバンザイは、昨年はクラーベセクレタに先着する4着。追い込み脚質だけに、前が競り合って届く展開になれば。
◎10.クラーベセクレタ
◯07.ミラクルレジェンド
▲02.ロッソトウショウ
△12.エーシンクールディ
△13.プリンセスペスカ
△03.ショウリダバンザイ