過去5年の3着以内馬15頭中、13頭が道営勢という、このエーデルワイス賞。しかしそのうちのJRA勢2頭は昨年と一昨年の1着馬。今年のJRA勢はすべて1勝馬なら、栄冠賞を勝って中央の芝でも快勝しているシーギリヤガールでイケるのではないだろうか。
とはいえ一昨年の勝ち馬、リアライズノユメも1勝馬だった。しかも芝しか経験がなく、デビュー5戦目の前走が初勝利。同じ1勝馬でも、そのリアライズノユメよりも可能性を感じさせるのがレディーだ。すずらん賞ではシーギリヤガールの2着だったが、前走カンナSはスピード決着の4着。デビュー戦をダートで勝っているのもプラス。
ハニーパイは、リリーカップでの勝ち方が鮮やかだった。前走1700メートルのフローラルカップは勝ち馬から3馬身離されての2着だったが、1200メートルなら再び期待が持てる。
ほかに道営勢では、イノセントカップ2着のトチノスカーレット、栄冠賞3着のほかに中央の芝でも4着好走というベルフォーラヴらも、今回出走しているJRA勢相手ならまったくヒケはとらない。
2歳牝馬の重賞だけに、一昨年のリアライズノユメのように伏兵が好走しても驚けない。ダートで勝利を挙げているヴェントス、グランデタマらのJRA勢が門別のダートでどんなレースを見せるか。
◎04.シーギリヤガール
◯05.レディー
▲10.ハニーパイ
△08.ヴェントス
△11.トチノスカーレット
△13.ベルフォーラヴ
△02.グランデタマ