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フラッシュに重い印を打つ理由/トレセン発秘話

  • 2012年10月25日(木) 18時00分
「やっぱり、イケメンに越したことはないだろ」

 今週初め、某調教師に天皇賞・秋の話題を振ってみたら、こう返答された。東日本大震災復興祈念として伝統馬事芸能が行われる日曜(28日)の東京競馬場に天皇、皇后両陛下が来場。7年前の天覧競馬ではヘヴンリーロマンスの松永幹夫による最敬礼が印象深かったが、いわゆる“絵になる”騎手が競馬界を代表して挨拶…もしかなうのならそれがベストなのかもしれない。

 ならば石橋脩? イケメン好きの馬券野郎がイチオシする逸材だが、まだ時期尚早(28歳)というか、騎乗馬のジャガーメイルでは残念ながら厳しいと言わざるを得ない。“燃える闘魂”蛯名に場内を熱くさせてもらうのも一考だが、騎乗馬のフェノーメノは「超常現象」が馬名の由来のようで…(震災は自然現象である)。

「ミルコ(デムーロ)もイケメンだぞ。震災直後に行われたドバイワールドカップでヴィクトワールピサが優勝したニュースは俺らに勇気を与えてくれただろ。その立役者、ミルコが生まれたイタリアと日本って昔からわりと友好関係にあるし」

 なるほど。天覧競馬に外国人はどうなのかと思っていたが、確かにミルコは日本競馬界にとって救世主的な存在だ。馬券を買えないレースは興味が湧かない馬券野郎も、さすがにヴィクトワールピサが優勝した瞬間にはウルッときたものだ。

 そのミルコのパートナーはエイシンフラッシュ。実は前走の毎日王冠でかつてのすごみのある馬体が戻ってきたと馬券野郎が感じた一頭だ。叩き2戦目に加え、このジョッキーが手綱を取るとあらば…当然、再度重い印を打なければなるまい。
(美浦の馬券野郎・虎石晃)
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