熱烈ももクロトーク第2弾! “チーム・ももクロ”もいまや10人にまで増え、そこには世代を超えた交流が生まれています。ひいては、仕事へのモチベーションにも直結しているという彼女たちの存在。いったい、なにがジョッキーたちを引き付けるのか!? 今回もその魅力をたっぷりと語っていただきました。
■ももクロにハマって人生が変わった!?今週も大盛り上がり!!
──引き続き、ももクロの魅力についていろいろお聞きしていきたいんですけど、みなさん、ももクロの前にもアイドルや芸能人にハマったことはありますか?
難波 ももクロの前は、X Japanにハマってました。だから、X Japanからのもも色クローバーみたいな(笑)。Xのライヴも散々行ったし、グッズもたくさん集めたけど、いまやそれらは部屋の隅っこに追いやられ…(笑)。
藤懸 少し前まで、難波さんの車ではXの曲しかかかりませんでしたからね。それが今や…。
難波 ももクロ一色(笑)。
松山 僕は基本的にハマり体質です。ただ、難波さんと違うのは、一度にいろんなことにハマること。
藤懸 松山先輩、上戸彩さんも好きですよね?
松山 うん、好き。でもEXILEも好き(笑)。EXILEとかミスチルのライヴも行ってますからね。
藤懸 僕は、ももクロ以前は、アイドルとか芸能人にハマったことはないです。完全に初ハマりです(笑)。
──なるほど。ここで改めて、なぜチーム・ももクロ対談を企画したのかご説明しますと、以前、藤岡康太さんが「ももクロを見ていると、“俺はジョッキーとして、はたしてこんなに頑張れているのか…”って、初心に帰るんです」っておっしゃっていて。いったい、ももクロのなにがそうさせるのか、すごく知りたくなったからなんです。
藤懸 康太先輩の気持ち、わかります!
「ももクロほど頑張っているか!?」松山
松山 うん、わかる、わかる。
難波 めっちゃわかる! 自分が恥ずかしくなるというか、心が洗われるというか、忘れかけていた何かを思い出させてくれるというか…。
松山 そういう気持ち、すごくわかります。
──仕事面でのモチベーションにもなっているということですか?
松山 そうですね。そういえば、藤懸の初勝利も、ももクロのおかげといえばおかげでしょ? 当時は、ももクロしか生き甲斐がなかったじゃん(笑)。
藤懸 そんなことないですよ〜。それは大げさです! でも、今考えたら、デビューしてから半年近く勝てなかったのに、普通に笑って生きていられたのは、ももクロからパワーをもらっていたところもあると思います。
松山 僕も、藤懸の初勝利と同じくらいの時期に、2か月ぶりくらいに勝ったんです。勝てない間は、やっぱりつらかったんですけど、ももクロから元気をもらったというか、「もっと頑張らなきゃ!」って、前向きになれました。
難波 それもそうだけど、ももクロがいなかったら、こうやって話すこともなかったよな。
藤懸 たしかに、難波さんとは、それまでほとんどお話したことがありませんでしたね。
難波 年が離れてるもんなぁ。
「先輩と自然と話せるように」藤懸
藤懸 今なんて僕、3時間くらい難波さんの部屋にいますもんね(笑)。
難波 そうだよね。普通、一回り年齢が違う子と、3時間も一緒にいられない(笑)。
松山 藤懸にとっては、きっかけはなんであれ、先輩と交流を持てるっていうことはすごく大きいよね。
藤懸 本当にそうです。なにしろ1年目でしたから。ももクロがいなければ、渡辺さんや和田さんとも、こんなにお話させてもらうチャンスはなかったんじゃないかなぁと思います。
──お話を伺っていると、仕事はもちろん、仕事以外の時間も充実していて、こうして先輩後輩の交流まで生まれて。ももクロパワー、あなどれませんね。
松山 そういえば難波さん、ももクロのパーカーを競馬場で着始めてから、連勝したんですよね。
難波 そうそう! 3週連続勝てた。
──今年はすでに6勝ですものね(この取材の数日後、調教中に落馬のアクシデントがあり、難波騎手は現在休養中です)。
難波 これまで障害で6勝もしたことはなかったんですけどね。あのパーカーを着始めてから、なんか“頑張ろう!”って思えるようになって。なんだか人生変わりましたよ(笑)。冗談ではなく、そう言っても過言ではないくらい。
藤懸 わかります! 仕事がうまくいかないときでも、元気になれるんですよね。あと、僕の場合は、やっぱりももクロきっかけでいろんな方とお話しできるのがうれしいです。「お前、ももクロ好きなんだって?」っていう会話から始まって、競馬のことも含め、いろんなことをお話しさせてもらえる。
松山 2年目でそれは、すごく得してると思うよ。
藤懸 そうですよね。だから余計に、もっと結果を出さなきゃと思うんですよね。
【次回のキシュトーークは?】
熱烈ももクロトーク第3弾! 嶋田純次騎手から、その熱は藤懸騎手に伝わり、いまや10人の大所帯となった“チーム・ももクロ”。なんとその触手は、あの武豊騎手にも伸びている!? 次回は、周りのジョッキーたちの反応や、ライヴでのおもしろエピソードをお聞きします。