スマートフォン版へ

蛯名が“選んだ”マンボネフューに大注目/トレセン発秘話

  • 2013年02月07日(木) 18時00分
「ジョッキーがダートの方がいいと言ったからダートを試してみたら全く走らなかったとか、その逆もまた多い。レースでの走りは当事者しか分からない面が結構あるとはいえ、彼らの言葉をうのみにし過ぎるのもねえ…」

 今までとは違う条件を使う際に、調教師の口から半信半疑な声がよく聞こえてくる。競馬新聞には頻繁に「騎手の進言で」というコメントが載っているが、果たしてどのくらいの確率で好結果を出しているのだろうか? 書き手の馬券野郎も疑問である。

 ただし、先週の東京新聞杯の結果を見ると、やはり「ジョッキーの判断は正しい」と思わざるを得ない。クラレントを勝利に導いた岩田はトライアンフマーチやマウントシャスタなどにも騎乗経験があった。つまり他の有力馬を選択することもできたのだ。

 純粋に「馬の強さ」「勝つ確率の高さ」だけで騎乗馬を自由に選べるほど簡単な世界ではないが、岩田ほどの実力者ならかなりの融通は利くに違いない。当然、安田記念を見据えての選択だったはずだけに、馬券野郎はこの先もクラレントを追い続けるつもりだ。

 一方、“東の雄”蛯名も毎年のようにこの時期はクラシックの騎乗馬が取りざたされる人物。今年の牡馬戦線はマンボネフュー、カミノタサハラ、そしてダービーフィズがスタンバイ。蛯名のエージェントT氏は「頭が痛いよ」と悩ましげだが、蛯名としても気の抜けない日々が続くだろう。

 共同通信杯はデビューから一貫して手綱を取り続けているマンボネフューに大注目。メンバー的にも取りこぼせない一戦だ。
(美浦の馬券野郎・虎石晃)

今日の東京スポーツ一面

今日の東京スポーツ一面

東京スポーツ 今日の紙面
パワハラ告発支援の山口香氏vs全柔連…上村会長を直撃
・2発岡崎!2アシスト香川!“Wシンジ”が激白
・AKBマニアのマー君がキンタロー。を公認
・河西お蔵入り写真集の損害額は30億円
・本田が新クラブ設立構想
・<中央競馬>バージョンUP作戦 日曜東京・GIII共同通信杯/日曜京都・GII京都記念得ダネ情報/土曜東京・GIIIクイーンS情報/POG3歳馬情報/エビショウの“独舌”講座/GIフェブラリーS1週前追い切り/緊急連載「安藤勝己4464勝の真実」

ブランケット版による大型紙面が大迫力となって読者の目を射る。夕刊時間帯による海外ゴルフ等の速報。未来の情報エリアをリードする総合スポーツ・レジャー紙は東京スポーツ、大阪スポーツ、中京スポーツ、九州スポーツの日本列島縦断の4社体制。特に東京、大阪、中京の3紙は、同時印刷を行っている。メイン紙面は東京制作であるが各紙各々地域に密着した紙面も制作している。九州のみ朝刊として発行、独特な紙面づくりを行っている。

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

関連サイト:競馬トウスポWeb

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング