すでに先週から小倉競馬が始まっているが、馬券野郎は数週間前から「2週目が勝負週」と位置付けていた。なぜかというと、トレセンかいわいで“輸送競馬のマエストロ”とささやかれている鹿戸雄調教師が得意の直前輸送で7頭もの大攻勢をかけるからだ。
「夏の函館にしろ小倉にしろ、なぜか結果を出してくれるんだよね(笑い)。滞在する必要がない(=経費が余計にかからない)のはありがたいこと。今年はまだ1勝しかしていないけど、さすがに今週は結構イケるだろう」(鹿戸雄調教師)
火曜朝からいつになく生気をみなぎらせていたマエストロ。「東京も期待できるでしょ」とのことで、ノーステア(ダイヤモンドS)、ガーネットチャーム(初音S)、マイネルディーン(アメジストS)、マイネルシュライ(1000万下平場)の名が挙がったが、やはり注目は直前輸送で嫌われやすい小倉勢。日曜の主戦を務める北村宏のエージェントM氏が「3つは堅いだろ」と鼻息を荒くしているくらいだ。
「小倉大賞典のダイワズームは最近の成績こそ悪いが敗因はハッキリ。小回り向きの器用さがあるし軽ハンデ(52キロ)も魅力。主戦の(北村)ヒロシならやってくれるだろう。ハーコット(500万下平場)はそれこそ確勝級だし、レッドエレンシア(帆柱山特別)も今の外差し馬場は大歓迎。コップヒヤザケ(500万下平場)はベストのダート1000メートルなら逃げ切れるんじゃないか」(鹿戸雄調教師)
土曜から師は東京→小倉→北海道と、お馬さん以上の強行軍。月曜の牧場巡りを充実させるためにも好結果を出さねばなるまい。馬券野郎は空前絶後の?“鹿戸転がし”を成功させて、先週の負け分をすべて取り返す算段だ。
(美浦の馬券野郎・虎石晃)
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