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伊藤正厩舎にPOGファン要注意の一頭/トレセン発秘話

  • 2013年04月25日(木) 18時00分
「これから預託頭数に制限がかかるのに、いまさら馬を増やすなんて無理」

「オーナーは即戦力候補として買うのだから即入厩が最低条件。ただ、3歳未勝利馬が片付いていない今の状況では…」

「セリを見学しに行ったところで“これ頼むよ”なんて急きょオーナーから言われても困るよね」

 今週火曜(23日)、美浦居残り組の調教師らが悪態をついていたのはご存じ「2013 JRAブリーズアップセール」について。どれだけの需要があるのか、馬券野郎も半信半疑な面はあったが、売却率や総売却価格はほぼ横ばい。大きな地盤沈下はなかった。

 昨年の同セール売却馬ではGIII・ファンタジーSを勝ったサウンドリアーナが目立っただけで、その他は勝ち上がるのがやっと。今年こそは活躍馬を多く出したいところだろうが「いい馬をやれることになったよ」と翌24日、満足そうな面持ちで当方に打ち明けたのが伊藤正調教師だ。

「69番(牝=父ゼンノロブロイ、母ミスアリバイ)はいい馬だったぞ。今週中には美浦に入れる予定。仕上がりには手間取らないはずだし、距離への融通性もありそう。福島か新潟か…いずれにせよ今から楽しみだね」と早くも期待に胸をふくらませている。POG的にも要注意の一頭となりそうだ。

 今年は全体的に2歳馬の入厩が遅めだけに、例年以上にトレーニングセール出身のアドバンテージを生かせるかもしれない。これらブリーズアップセール馬が夏競馬を盛り上げてくれることを願うばかりである。
(美浦の馬券野郎・虎石晃)

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