春のGIシリーズ真っ盛りだが、今週で“はるにい”こと春の新潟開催が幕を閉じる。最終日のメーンに組まれているのは新潟名物“直千”競馬の駿風S(4歳上1600万下)。「餠は餠屋」ではないが、やはり聞くべきは当コースに限り?“神”と呼ばれている西田雄一郎と村田一誠だ。
「アポロノカンザシで格上挑戦することに。最近は他馬を気にする面が解消してきたので今回は控える作戦でいく。思い切った戦法をやるにはちょうどいい状況だし、昨年3着と力はヒケを取らないので面白いと思う」
西田の証言通り、前走(邁進特別8着)はバテたと思いきや最後は再び盛り返す格好を見せた。「得てしてラスト1ハロンのラップは落ちるもの。よほど強い馬が逃げ残らない限り、そこで5〜6馬身ひっくり返すこともできる」特殊な舞台設定。前走で人気が抑制されるなら絶好の穴馬となる。
一方の村田は「日曜は京都に。昇竜S(3歳オープン、ダ1800メートル)のクリノヒマラヤオーに乗りに行く」と不参加を表明。せっかくなので「どれが良さげ?」と振ってみると「1200メートルでもかかっていたダノンフェアリーは初めての舞台とはいえ“いかにも”って感じ」とのことだ。馬券野郎が当レースに食指が動く最大の理由は、1番人気濃厚のレオパステルには「鞍上が“直千”未勝利の黛」、邁進特別圧勝のアンヴァルトには「勝ち時計(56秒1)が平凡」という落とし穴があるから。西田のアポロノカンザシを軸にして村田(推奨)のダノンフェアリーに厚めに流し、オークスの軍資金をこしらえる算段だ。
(美浦の馬券野郎・虎石晃)
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